本国アメリカで現在放送中のシーズン14をもって終了する『ブルーブラッド ～NYPD家族の絆～』（以下『ブルーブラッド』）。まだ最終回こそ迎えていないが、すでにスピンオフの可能性があることがわかった。米TV Lineが報じている。
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フランチャイズが増えるとコメント！
6月4日（火）に行われたパラマウントの年次株主総会でのプレゼンテーションで、パラマウント・グローバルの共同CEOであるブライアン・ロビンスは、『ブルーブラッド』は今年中に終了することを発表しつつも、本作から派生した新シリーズが制作中であることをほのめかした。
「弊社のTVシリーズでは、『デクスター』、『ビリオンズ』、『ブルーブラッド』の新たなフランチャイズが控えています。CBSのヒット作『ファイア・カントリー』においては、大きな可能性を秘めています 」
若きデクスターを主人公にする『デクスター』、4つのスピンオフ企画のある『ビリオンズ』、『GOTHAM／ゴッサム』のモリーナ・バッカリンを主演に迎える『ファイア・カントリー』らの新プロジェクトがあることはすでに公になっていたが、これらに混ざり出てきた『ブルーブラッド』のスピンオフついては、今の時点では公式に発表されていない。このことに関して、CBSはTV Lineの取材に対しノーコメントとしている。
トム・セレックが一家の家長でベテランの警察官フランク・レーガンを演じる『ブルーブラッド』は、今年末のシーズン14をもって終了。トムをはじめ他の出演者たちは更新に向けて働きかけてきたが、CBSエンターテインメントのエイミー・ライゼンバック社長は、「『ブルーブラッド』は警察バッジを返納する時来た」と強硬姿勢を崩していない。「我々はキャストも、彼らの番組に対する情熱も全て愛しています。ですがどんなものには終わりがあります。TV番組のスケジュールを一新することは我々にとって重要なのです」とライゼンバックは米Deadlineに語った。「本作は12月で終わります」だが『ブルーブラッド』はこのシーズン、テレビシリーズで最も視聴された番組の8位につけており、金曜日夜の総視聴者数では常にトップだった。
本ニュースを伝えたTV Lineのコメント欄には「どのキャラクターを主人公にしてもよいスピンオフが作れる」「こんな素晴らしいドラマを打ち切るなんて間違っている！スピンオフを作るなら、全キャラクター移動させるべきだ」といった熱い思いが綴られている。過去の事例に続くのであれば、メインキャラクターの新米だった頃といったテーマも面白くなりそうだが、正式な発表を待ちたい。
『ブルーブラッド ～NYPD家族の絆～』シーズン1～13はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
