『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2に原作ファン待望のキャラ登場!

J・R・R・トールキンの小説をもとにしたファンタジードラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』。8月29日(木)よりAmazon Prime Video(プライムビデオ)で独占配信開始されるシーズン2に、小説ファンにおなじみのキャラクター、トム・ボンバディルが登場することが分かった。

「最も『ロード・オブ・ザ・リング』的な存在」

トム・ボンバディルとは、トールキンの原作に登場する出自不明の人物。時を超越した才気を持ち、しばしば登場人物たちを正しい道へと導き、広大な中つ国の世界を案内する。伝承では、彼は中つ国の最古の存在であり、人知を超えた知恵を持つとされている。並外れた探求心と好奇心・洞察力を持つボンバディルは、黄色いブーツ、青い上着、羽の生えた帽子を身にまとい、歌うような台詞回しとミステリアスな物腰で有名である。

ミステリアスで愉快なキャラクターで世代を超えた人気を誇るボンバディルは、何十年にもわたってトールキンのファンたちに愛されてきた。原作では物語の多くの重要なシーンに登場し、トールキンによる彼の詩集も存在するにもかかわらず、過去の映像化作品には登場していなかった。しかし、今回届いたシーズン2の場面写真でこのキャラクターが出てくることが明らかに! 演じるのは、『ナイトメア』のクリーチャー役、『007』シリーズのタナー役で知られるロリー・キニア。

ロリー・キニア

ショーランナーである J・D・ペインとパトリック・マッケイは、ボンディバルが加わることについて次のように述べている。「ボンバディルは気まぐれで不思議なキャラで愚かな面もあります。しかし同時に古代の知恵、歴史、そして神話と深く結びついた感情を持っていて、彼の思慮と能力は北欧神話と深く結びついていて、ヨーロッパのおとぎ話に深く根差したものなんです」とマッケイが語れば、ペインが「だから面白いことに彼は『ロード・オブ・ザ・リング』の中で最も『ロード・オブ・ザ・リング』的存在なんです。この世界感の中でトム・ボンバディルは、ある種の好奇心をそそるキャラクターで、暗い雰囲気の中でも童謡のような詩を歌ったりセリフを言ったりするのです。彼はこの作品のトーンにあらがうような存在で、暗闇の海の中で光を放つような人物なのです」と続けた。

ショーランナーの言葉からも重要性が伝わるキャラクターであるボンバディル。今回初めて映像化された彼を演じるロリーは、代名詞とも言える有名な青い上着と黄色いブーツを身に着け、謎めいた物腰や声の調子を自ら演じることをとても喜んでいる。「ボンバディルはとてつもない経験をし、大いなる開放感や共感を数多く体験してきたことで、小さなことこそが重要だと気づいているのです。彼のことを理解する上で、それは実に身近で、私にも手が届きそうな存在だと感じました」

そんなボンバディルの姿も確認できる、今回届いたシーズン2の場面写真は以下の4枚。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪

『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2は8月29日(木)よりAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて独占配信開始。シーズン1は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2 ©Amazon MGM Studios