『イエローストーン』最終章始動!ケヴィン・コスナーが復帰について語る

広大なモンタナの土地を舞台に、家族の物語を描く西部劇ドラマ『イエローストーン』。シーズン1から主人公のジョン・ダットンを演じてきたケヴィン・コスナーのスケジュールが原因で撮影が進んでいないと報じられていたが、1年以上の休止の末、ついに最終章に当たるシーズン5後半の製作が始まった。そんな中、ケヴィンが自身の復帰について語っている。

1年以上の空白期間を経てようやく…

本国アメリカでは2023年1月までに、前後半の2部構成となるシーズン5の前半までがすでに放送されている『イエローストーン』。昨年5月にハリウッドのストライキが始まる前、『イエローストーン』のクリエイターであるテイラー・シェリダンは、シーズン5後半の脚本をケヴィンのキャラクターなしで完成させていた。しかし、ケヴィンの代理人はその後、今春に撮影を再開して11月に初放送されるシーズン5後半への復帰を希望。放送自体は予定通り11月になるようだ。ケヴィンは最近、米Entertainment Weeklyの取材に応じ、復帰についてシェリダンとは話していないと語りつつも、彼と再び仕事をすることには問題ないとしている。

「シェリダンは様々な方法で特別な仕事をしている。彼のやっている仕事は非常に実りあるものだ。もし彼が私を使いたいと思えば、『イエローストーン』の時と同じように一緒に何かをやるかもしれない。彼と私は好きなものの共通点が多いし、一緒に仕事をするのも私にとっては問題ない。彼が選ぶ題材はとても興味深いし私の好みだ。『イエローストーン』は今後も続けられる可能性がある。それはシェリダンが考えることだが、彼がやっているほかのプロジェクトも本当にいいと思う。私たちは同じような題材が好きなんだ」

ケヴィンは米GQでは、『イエローストーン』についてより直接的なコメントを発した。「シェリダンも私も復帰するための条件を知っている。もし合意できないとしたら、それは結局のところ、彼らにとっては理不尽なことなんだろう。要は、私と彼の問題という非常にシンプルな話なんだ。でも私はあのキャラクター、あの世界が大好きだ。それに脚本重視の人間だ。もし脚本が手元になかったら、自分(の演じるキャラクター)がどういう人間なのかを知らねばならない。そのキャラクターが私自身にとっても大切なものと一致していることを確認したいんだ」

そんなケヴィンは復帰するかどうかを明言していないものの、『イエローストーン』シーズン2でケヴィン演じるジョンの父に扮し、先日92歳で亡くなったダブニー・コールマンを追悼。X(旧Twitter)にダブニー演じる父親と共演した時の場面写真を添えて、「私が出演したシーンの中で、最も胸が締めつけられるシーンの一つ。ダブニー・コールマンと一緒に仕事ができたことを光栄に思います。彼のご冥福をお祈りします」と述べている。

『イエローストーン』シーズン1~4、前日譚ドラマ『1883』と『1923』はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly米GQ

Photo:『イエローストーン』©2019 Viacom International,Inc.