本国アメリカで現在放送中のシーズン14をもって終了する『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』。キャストのドニー・ウォールバーグ(ダニー・レーガン役)とブリジット・モイナハン(エリン・レーガン・ボイル役)が、同作とお別れする心境を明かした。米Entertainment Weeklyが伝えている。
家族の活躍をカメラの後ろでもサポート
ニューヨーク市警で働く警察一家を中心とした『ブルーブラッド』は、米CBSで2010年にスタートして以来、人気を博してきた。14年間にわたって取り組んできた仕事が終わりを迎えるということで、ドリュー・バリモアがホストを務めるトーク番組『The Drew Barrymore Show(原題)』に出演したオリジナルキャストのドニーとブリジットも感慨深い様子を見せた。
番組内で『ブルーブラッド』ファイナルシーズンの一部シーンが公開され、毎週恒例となっている日曜日のディナーの場面が映されると、ホストのドリューが「あのケミストリーはでっち上げられないものよね。本当の家族みたい」とコメント。続けて同作が終わることについて「あなたたちはどう感じているの? こういう時って誰でも動揺したり悲しくなると思うけど、幸せだったり満足感もあるのかしら?」と尋ねられると、ドニーは「どちらかというと、動揺してるし悲しいかな」と笑って答えた。
「キャラクターに別れを告げるというよりも、それを演じてきた人たちに別れを言うってことだと思う」と、ブリジットがドニーの肩に手を置きながら説明し、「私たちは現場で素晴らしい家族を作り上げてきた。ほとんどの人が14年間一緒にやってきたから、その間にたくさんの結婚や出産、葬式などをともに経験してきた。みんなですべてを乗り越えてきたの」と、別れを惜しむ理由を語った。
ちなみに、ブリジットは本作のシーズン12で監督デビューを果たしており、ファイナルシーズンでも3月に放送された第4話「Past is Present(原題)」の監督を担当した。この挑戦にあたりドニーは一番支えてくれたと感謝する彼女に対し、ドニーはあくまでも謙虚で、純粋にブリジットを応援していただけだと述べている。「誰だったか忘れたけど、ある人が僕のところに来て“ブリジットが監督したいって”って言ってきたんだ。それを聞いた時の僕の反応は“へえ、それで? 彼女ならやれるでしょ?”だった。彼女にできないことがあると思うの?って感じだったね」と、ブリジットの監督としての手腕を疑問視していた人と接した時のことを回想。これを聞いて感激したブリジットは、拍手で彼の優しさを称えた。
『ブルーブラッド』最終章となるシーズン14は前後半の2部構成となり、現在はシーズン前半が米CBSにて毎週金曜日に放送中。日本ではシーズン1~13がHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』© 2014 CBS Studios Inc. All Rights Reserved./🄫2011 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.