ヘンリー・カヴィル、自虐ネタを披露!?「ポストクレジットシーンには縁がない」

Netflixの人気ファンタジーアクション『ウィッチャー』やApple Original Films『ARGYLLE/アーガイル』で主演を務めるヘンリー・カヴィル。最新作のプロモーションに登場したヘンリーは、クレジットの後のシーンにおける自身の波瀾万丈な不運について語った。米Varietyが報じている。

スーパーマン復帰を約束したが…

ガイ・リッチー監督(『ジェントルメン』)の新作『The Ministry of Ungentlemanly Warfare(原題)』の試写会に出席したヘンリーは、以下のような告白をした。

「僕はポストクレジットシーンにはあまり縁がないんだ。だから、そういうシーンに関しては、諦めるかもしれない」彼が言っているのは、2017年のリッチー監督の映画『キング・アーサー』が興行的に失敗したために続編が製作されなかったことだけでなく、その数年後、ドウェイン・ジョンソン(『ワイルド・スピード』シリーズ)が主演と製作を務めた2022年の映画『ブラックアダム』のポスト・クレジット・シーンにスーパーマンとしてカメオ出演で登場したときのことだろう。

このシーンでヘンリーは、ドウェイン演じるブラックアダムと対決する場面を演じていた。クレジットには名前は記載されていなかったが、ヘンリーは2022年10月24日のソーシャルメディアへの投稿で、新作映画でスーパーマンとして復帰する事実を認めた。

彼はファンに向けて、「正式に発表したい。スーパーマンとして戻ってきたよ。必ず報われるということを約束する」と発した。

「このキャラクターは僕にとってとても大切なものなんだ。(2017年の『ジャスティス・リーグ』から)もう5年になる。でも決して諦めなかった。今、ここで再びスーパーマンについて語ることができるのは素晴らしいことだ。このキャラクターには明るい未来が待っている。とても明るいスーパーマンの物語を語れることにとても興奮している」

新しい俳優の起用が決定

しかし、スーパーマン復帰は短命に終わった。そのわずか1カ月後、ワーナー・ブラザースとDCスタジオは、ジェームズ・ガン(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)とピーター・サフラン(『シャザム!』)を新しいボスとして発表した。

ふたりはDCユニバースを映画で再構築する任務を負い、その計画にはスーパーマン役に新しい俳優を起用することも含まれており、ガン監督が脚本・監督を務める新作映画では、デヴィッド・コレンスウェット(『グレイテスト・ヒット』)がスーパーマン役を正式に引き継ぐことになった。

「(スーパーマンを)アップビートで懐かしい感じのテイクで演じてくれる人がいたら嬉しい」と、自身がスーパーマン役にキャスティングされる前にエンターテイメント・ウィークリー誌に語っていたデヴィッド。「ヘンリー・カヴィルのダークで骨太な演技も好きだけど、次はとても明るくて楽観的なテイクを見てみたいんだ」と話していた。

「明るく」「楽観的」なスーパーマンとは、まさにデヴィッドが演じるスーパーマンのようだ。ガン監督は、「今度のスーパーマンは、スーパーマンのような人間性を持ちながら、エイリアンでもある人物でなければならない。スーパーマンのような優しさと思いやりを持ち、ハグしたくなるような人物でなければならない」と述べていた。ガン監督の『スーパーマン』は2025年6月11日、ワーナー・ブラザースより公開予定。

(海外ドラマNAVI)

Photo:©James Warren/Famous