米CWのDCドラマ『ARROW/アロー』に主演したスティーヴン・アメルと、Amazonのコメディドラマ『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』で活躍中のロビー・アメルという人気俳優たちは、イケメン従兄弟としても知られる。SF映画『CODE 8/コード・エイト』シリーズで共演している二人が、米Deadlineのインタビューで今後について語った。
これまでとは桁違いの台詞量
ロビーが主演している『アップロード』は、交通事故で死んだ主人公ネイサンが、デジタルの死後世界である“レイクビュー”に意識をアップロードされたことで巻き起こる騒動が描かれるシリーズ。
最終章となるシーズン4についてロビーは、シーズン3が大きなクリフハンガーで終わったため、納得の行く形で番組を終えられることが嬉しいとコメント。クリエイターのグレッグ・ダニエルズに誰が生き残るのかと尋ねたが、「まだ言いたくない」と答えを避けられたという。
さらに3月初めに更新されたファイナルシーズンについて、「残念ながらこれまでよりも話数の少ないシーズンになると思うけど、ちゃんと作品を送り出して、答えを得られるシーズンになるんじゃないかな。一般的にドラマシリーズの製作はすごく難しいものだから、何かを終わらせることができるのは本当に幸運なことだよ」と感謝の気持ちを述べた。
一方のスティーヴンは、人気リーガルドラマ『SUITS/スーツ』の新スピンオフ『Suits: L.A.(原題)』に主演することが決定している。スティーヴンは、オリジナル版でクリエイターを務めたアーロン・コーシュが、本家のプロデューサーや脚本家、衣装デザイナーを引き連れてスピンオフに戻ってくることにワクワクしていると発言。この役のため8年ぶりに対面で受けたオーディションにも興奮したと明かし、脚本とキャストが素晴らしいと絶賛した。
「パイロット版の脚本は、1ページあたりの文字数が、自分のこれまでのキャリアで発した言葉の5倍も多いんだ」と説明し、今は役作りにフォーカスしているとのこと。「実際にセットに入って撮影開始となるまでは、少し緊張するだろうね。それは、わずか27日後なんだけど」と、迫り来る撮影にナーバスになっていると明かしたスティーヴン。「でも、すごくワクワクしているよ。オリジナル版を観たことがなかったから、この機会に楽しく見ている。それぞれの番組にはある種の型があるものだから、それを見て学んでいるところなんだ。このドラマの大ファンになったし、この世界の一部になれて嬉しい」
なお、そんなロビーとスティーヴが共演した2019年の映画『CODE 8/コード・エイト』は、超能力を持つ人が日常にいる世界を舞台に描かれ、ロビーは電気を操る心優しい青年コナー役、スティーヴンは犯罪組織でリーダーを務めるギャレット役で出演。Netflixで2月末より配信中の続編『CODE 8/コード・エイト Part II』にも二人そろって続投している。
『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』シーズン1~3はAmazon Prime Videoにて配信中。『ARROW/アロー』全8シーズンはNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
Photo:スティーヴン・アメル ©NYKC/FAMOUS/ロビー・アメル ©NYPW/FAMOUS