大人気クライムアクション『S.W.A.T.』は、ファイナルとなるシーズン7が間もなく本国で解禁予定だが、主演のシェマー・ムーアは「最終シーズンでないかもしれない」と話しているとTVInsiderが伝えている。
満足のいく結末に感謝
2017年から放送が始まった大人気犯罪捜査ドラマ『S.W.A.T.』。昨年5月に打ち切りが報じられたが、その3日後に決定が覆され、シーズン7が製作されることが決定。これがファイナルシーズンになると言われている。
「ファイナルシーズンとしての用意を進めてきたし、それを全13話で見ることになる」と話したシェマー。本国では2月16日に解禁するファイナルシーズンのうち、すでに7話分の撮影を終えており、残りのエピソードの展開についても把握しているという。「脚本家チームやプロデューサーたちが登場人物や作品に満足のいく結末を考え出してくれて、とても感謝しているし誇りに思っている」「すべてのキャラクターがファイナルシーズンで輝く瞬間を得られることがとても気に入っている」
「明らかに偏った意見だけど、僕は最高な番組なんてものはないと思っている」と言うシェマー。「でも、放送向け番組としてかなり個性的なものだったと思うよ」「まるで、ほとんどアクション映画をみているような感じだけど、TVなんだ。僕らの特徴はアクションだけど、心動かすドラマもある。たくさんのガッツも描かれているし、時折、物語性のある感動的なメッセージがストーリーに込められている。僕はリーダーであることを誇りに思う。この番組のチームのリーダーであることをね」と、自身の代表作への思いを明かした。
「たくさんのサプライズがある。ピカピカに綺麗なシーズンにはならない。つまりSWATが試されることになるけど、僕は面白いと思う。それは衝突を生み出すことになる」とファイナルシーズンについて明かしたシェマー。
もし数字が良かったら…
肝心な、今後の可能性については「僕は楽観的な人間。ファイナルシーズンになるかもしれないし、ならないかもしれないと思ってる。ただ僕が勝手に言ってるだけだけど。この世界では数字がすべてだからね。金、予算、そして数字。『S.W.A.T.』はNetflixでTOP15に入っている。TOP10入りしていた時もあって、一時は1位にもなった。TOP15をキープしている」とコメント。
「もし結果が数字的に良かったら、SONYやCBSの決定権をもつ力のある人たちは、もしかしたら何かを考え直すかもしれない。もしそうなったらこの作品を続けることができて、この上なく誇りに感じると思う。もし別れを告げることになったら、その時はありがとう、この数年間に感謝していますって言うね。そしてドアが閉まったら、次のドアをぶち開けにいくよ」と話し、冷静に状況を見ている様子をみせた。
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