【スターチャンネルEXランキング】『ハンニバル』強し!料理シーンもマッツ・ミケルセン自ら担当!?(1月29日更新)

動画配信サービス「スターチャンネルEX」で、1月に最も多く視聴された番組のランキングを発表! 独占作品を中心に日本初上陸の最新海外ドラマとスターチャンネルの厳選・激レア映画が揃う中、トップ10にランクインしたのはどの作品か。ドラマ部門と映画部門に分けてチェック!

スターチャンネルEXランキング

<ドラマ>

1.ハンニバル(字幕版)↑
2.GCHQ:英国サイバー諜報局 ↓
3.ステージド ↑
4.なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? ↓
5.ノーマル・ピープル(字幕版)→
6.サンダーバード[HD完全版](吹替版)↑
7.インベスティゲーション(字幕版)↑
8.謎の円盤UFO(吹替版)↓
9.キリング・イヴ/KILLING EVE ↓
10.原潜ヴィジル 水面下の陰謀(字幕版)

<映画>

1.宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター NEW
2.キル・ビル Vol.1 ↑
3.JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】(字幕版)NEW
4.キル・ビル Vol.2 ↑
5.アド・アストラ ↓
6.パリ、テキサス(字幕版)
7.カラヴァッジオ[HDリマスター版](字幕版)
8.ラストエンペラー[オリジナル全長版](字幕版)
9.ベルリン・天使の詩(字幕版)
10.ターミネーター2[4Kレストア版]

海外ドラマで1位に輝いたのは、またしてもマッツ・ミケルセン主演『ハンニバル』。2013年から2015年にかけて全3シーズン放送されたクライム・ホラードラマが、放送開始から10年以上経った今もなお支持され続けるのは、その刺激的なストーリーもさることながら、マッツ演じるハンニバル・レクターの魅力によるところが大きいのは言うまでもない。

オスカー俳優アンソニー・ホプキンスが出演した映画版よりも高い人気を誇るマッツ版レクター博士。料理シーンなども、なんとマッツ自身が行っているそう。「全部自分でやったよ。全部僕がやったことなんだ。卵をひっくり返してキャッチするのもね。あれは僕自身ものすごく得意なことなんだ」 とGQ誌の取材で話したマッツ。作品終了後もファンを増やし続ける同作のシーズン4を待ち望む声も多く、マッツらキャスト、クリエイターも前向きな姿勢を示していることからその実現に期待は高まるばかりだ。

『ハンニバル』

『ハンニバル』で得意な料理を披露するマッツ・ミケルセン

 

昨年7月から7ヵ月連続でトップ10入りしている『ノーマル・ピープル』は、若手作家サリー・ルーニーのベストセラー小説を映像化した恋愛ドラマ。主人公の一人、コネル役に起用されたポール・メスカルは、今最も勢いのある俳優。それまでは舞台で活動していたが、エミー賞候補となり英アカデミー賞を受賞と高い評価を獲た本作を機に、スクリーンへと本格的にシフトチェンジを果たした。

ポールはその後『ゴッズ・クリーチャー』『aftersun/アフターサン』といった注目作に立て続けに出演し、後者でアカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。今年に入ってからはシアーシャ・ローナンと共演した『もっと遠くへ行こう。』が配信開始になったほか、山田太一の「異人たちとの夏」を映画化した『異人たち』が4月に公開予定、『グラディエーター』続編も控えている。そんなポールのブレイク作として、『ノーマル・ピープル』は今後ますます作品的価値が上がるに違いない。

『ノーマル・ピープル』

『ノーマル・ピープル』でブレイクしたポール・メスカル

 

10位でランキングに再登場した『原潜ヴィジル 水面下の陰謀』は、『ライン・オブ・デューティ』『ボディガード -守るべきもの-』などのヒット作を送り出したWorld Productionsの製作で、原子力潜水艦という密室空間を舞台に繰り広げられる犯罪ミステリー。『ジェントルマン・ジャック 紳士と呼ばれたレディ』のサラン・ジョーンズをはじめ『ゲーム・オブ・スローンズ』のローズ・レスリーとスティーヴン・ディレインとダニエル・ポートマン、『刑事モース ~オックスフォード事件簿~』のショーン・エヴァンス、『ライン・オブ・デューティ』のマーティン・コンプストン、『セックス・エデュケーション』のコナー・スウィンデルズなどドラマファンにおなじみのキャストが勢揃い。本国で昨年12月に待望のシーズン2が解禁され、日本上陸にも期待が高まる。

『原潜ヴィジル 水面下の陰謀』

『原潜ヴィジル 水面下の陰謀』のローズ・レスリー

 

新たな顔ぶれが揃うことになった映画ランキング。1月3日から独占配信が始まった『宇宙戦艦ヤマト劇場版 4Kリマスター』が堂々の1位に輝いた。最新鋭の4Kスキャン&4Kリマスター技術で蘇ったSF映画の金字塔を、劇場公開翌月に見られる貴重な機会ということで、楽しみにしていたファンの熱量の高さがうかがえる。

さらに、2023年11月に公開されたばかりの『JFK/新証言 知られざる陰謀』が3位に初登場。ケヴィン・コスナーら豪華キャスト出演の『JFK』でメガホンを取ったオリヴァー・ストーン監督が、新たな証拠から事件の真相に迫ったドキュメンタリーは第36回東京国際映画祭でも話題に。

JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】

『JFK/新証言 知られざる陰謀』のオリヴァー・ストーン監督

 

ほかには、本年度のアカデミー賞候補にもなっている『PERFECT DAYS』のヴィム・ヴェンダース監督の過去作『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』もランクイン。

ベルリン・天使の詩

『ベルリン・天使の詩』

 

そしてデレク・ジャーマン監督作『カラヴァッジオ』は7位に。ルネッサンスに実在した画家カラヴァッジオは、彼の作品「洗礼者聖ヨハネ」が日本初公開となった美術展「永遠の都ローマ展」 が昨年の東京に続いて現在は福岡にて開催されていることで再び注目を集めている。映画は彼の波乱万丈な人生を描く伝記ドラマになっていて、ナイジェル・テリーがカラヴァッジオ役を好演。ショーン・ビーン、デクスター・フレッチャー、ロビー・コルトレーンといった豪華俳優が集っており、本作で映画デビューを果たしたあどけなさの残るティルダ・スウィントンの姿も見ることができる。作中にもカラヴァッジオの実際の絵画が多数登場しており、美術ファン必見だ。

カラヴァッジオ

絵画のような映像美も必見の『カラヴァッジオ』

2月の一押し新作ドラマ

2月は『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』のシーズン2が待望の日本上陸! タイムリープの能力が開花したことで、人類滅亡を阻止する機密組織のエージェントに勧誘されたジョージを主人公とするSFアクション。人類を救えば愛する者を失うというジレンマに陥ったジョージのその後が描かれるシーズン2は、IMDbで8.4点と高評価を獲得。解禁された場面写真にはジョージの恋人サラが一緒に前線に立っているような姿が見られ、さらにバージョンアップしたスケールに期待ができそう。スターチャンネルEXにて2月22日(木)より毎週木曜日一話ずつ配信。

(KanaKo)

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Photo:『ハンニバル』© 2014 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved./『原潜ヴィジル 水面下の陰謀』© WORLD PRODUCTIONS LTD. MMXXI/『JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】』Photo: John F. Kennedy Presidential Library, National Archives © 2021 Camelot Productions, Inc. All rights reserved./『パリ、テキサス』© 1984 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH ARGOS FILMS S.A. and CHRIS SIEVERNICH PRO-JECT FILMPRODUKTION IM FILMVERLAG DER AUTOREN GMBH & CO. KG LOGO REVERSE ANGLE/『ノーマル・ピープル』© EP Normal People Limited MMXIX/『ベルリン・天使の詩』© 1987 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH and ARGOS FILMS S.A./『カラヴァッジオ[HDリマスター版]』© 1986 DEREK JARMAN