配信されるやいな、SNSでトレンド入りを果たすなど、超話題沸騰中の大人向けアニメ『ハズビン・ホテルへようこそ』。本作の本国版声優には、海外ドラマでおなじみの俳優も起用されているのをご存じだろうか？
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Amazonのアニメ『ハズビン・ホテルへようこそ』とは？
『ハズビン・ホテルへようこそ』は、ヴィヴィアン・メドラーノの同名ウェブコミックを原作とする、地獄が舞台のミュージカル・アニメーション。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や『ボーはおそれている』でおなじみのスタジオA24が手掛けており、1月19日（金）よりAmazon Prime Videoにてリリース。また、配信前からシーズン2の製作も決定している。
2019年にパイロット版がYouTubeで公開されたが、本作はその続きが描かれている（なお、パイロット版とAmazon版では声優が異なる）。
カートゥーンらしいポップでキュートな絵柄が特徴的だが、内容はかなりアダルト向け。本国アメリカでは16+のレーティングが設けられているだけあって、エロ・グロ描写は盛りだくさん。
そんな本作の見どころは、なんといってもミュージカルシーン！ キャラクターの声を担当する声優たちは、ブロードウェイのスターが多数起用されており、かなり本格的だ。
本記事では、そんな歌唱力抜群な本作の本国版声優を紹介しよう。（随時更新）
チャーリー・モーニングスター（声：エリカ・ヘニングセン）
チャーリーは地獄生まれの悪魔。地獄の人口過剰問題を解決するため、罪人を救済すべくホテルを立ち上げた。
そんな主人公の声を担当しているのは、カリフォルニア州モラガで生まれのエリカ・ヘニングセン。
エリカはトニー賞にノミネートされたブロードウェイ・ミュージカル『ミーン・ガールズ』のキャディ・ヘロン役を演じたことで知られ、この役でアウター・サークル批評家賞を受賞。2021年には『Girls5eva/ガールズ5エバー』でヤング・グロリア役を演じたことでも記憶に新しい。
ヴァギー（声：ステファニー・ベアトリス）
チャーリーの恋人であるヴァギーはいつでも冷静で彼女とは対照的。いつもチャーリーを献身的にサポートしており、実は優しい心の持ち主であることがわかる。
ヴァギーの声はステファニー・ベアトリスが担当。『ブルックリン・ナイン-ナイン』の刑事ローザ・ディアス役で知られている。実は本作以外にもアニメシリーズの声を数多く担当しており、最近では『ミラベルと魔法だらけの家』の主人公ミラべルを務めていた。
日本では2月22日（木）よりHuluで配信されるPlayStation®の伝説的ゲームの映像化『ツイステッド・メタル』にも出演。『アベンジャーズ』シリーズのファルコン役で知られるアンソニー・マッキーと共演を果たした。
エンジェル・ダスト（声：ブレイク・ロマン）
チャーリーの友だちのエンジェル・ダストはポルノスター！ 初めは地獄の罪人たちを更生させるというチャーリーの使命に難色を示すが、次第に協力する。エピソード4のソロ曲「poison」とハスクとのデュエット曲「Loser,Baby」で心を鷲掴みにされた人も多いのでは？
エキセントリックな彼の声は、俳優でミュージシャンのブレイク・ロマンが務めている。ブロードウェイ・ミュージカル『ハーモニー』のショパン役として有名で、ドラマ作品では『ブルーブラッド ～NYPD家族の絆～』のシーズン13にピーター・ゲレロ役としてゲスト出演したことも。
アラスター（声：アミール・タライ）
強力な地獄の支配者の一人で、ラジオ・デーモンとして恐れられているアラスター。カリスマ性があり、強大な力をもつ。常にラジオを通しているような声色なのが特徴的。
アラスターの声を務めるアミール・タライは、これまで多くの映画・ドラマ・アニメに出演してきた。特に『カンフー・パンダ ザ・シリーズ』のマスター・ツルで知られており、ドラマ作品では『SCORPION／スコーピオン』シーズン4や『アメリカン・ホラー・ストーリー：ホテル』、『エージェント・オブ・シールド』シーズン2などに出演。
ハスク（声：キース・デヴィッド）
不機嫌なマジシャンのハスクはハズビン・ホテルでバーテンダーとして働いている。どこまでも皮肉屋で、楽観主義のチャーリーに水を差すこともしばしば。しかし、並々ならぬバックグラウンドがあるようで…？
見た目は猫のようで愛らしいハスクの声は、現在67歳（！）のキース・デヴィッドが担当。ディズニーファンには、『プリンセスと魔法のキス』のファシリエ博士でおなじみだろう。多くのアニメで声優として活躍する傍ら、映画やドラマにも出演。最近では『NOPE／ノープ』で主人公の父親を演じていた。
ニフティ（声：キミコ・グレン）
ハズビン・ホテルのメイドでサイクロプスのニフティ。マスコット・キャラクターのようなかわいらしい見た目が印象的だ。
声を務めるのは『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のブルック・ソソ役でおなじみキミコ・グレン。アニメ映画『スパイダーマン：イントゥ・ザ・スパイダーバース』でペニー・パーカーの声も務めていた。
サー・ペンシャス（声：アレックス・ブライトマン）
蛇のような見た目をした悪魔サー・ペンシャス。スチームパンクな武器と、エッグ・ボイズの軍団が特徴的だ。初めはヴィランとして登場するが、途中でホテルへ入居。潜入捜査を目的としていたが、改心し始めている模様。
彼の声を担当するアレックス・ブライトマンは、ミュージカル界での活躍で知られている。2019年にミュージカル『ビートルジュース』の主人公を演じたことで一躍有名になった。
ヴォックス（声：クリスチャン・ボール）
アラスターをライバル視するヴォックスの声は、トニー賞を2度受賞したクリスチャン・ボールが担当。ドラマ『グッド・ファイト』と『グッド・ワイフ』のカーター・シュミットとしても知られる。
ルシファー・モーニングスター（声：ジェレミー・ジョーダン）
チャーリーの父親のルシファー。地獄の王であるものの、娘との距離感に悩む等身大の父親らしい一面も。
声を務めるジェレミー・ジョーダンは、『SUPERGIRL／スーパーガール』で主人公カーラの親友ウィン・ショット役で有名。ブロードウェイでも活躍しており、歌唱力も抜群。本作では第5話にてアラスターとのパパバトルもといデュエット曲「Hell's Great dad」を聴くことができる。
聖ピーター（声：ダレン・クリス）
天国の案内人、聖ピーターの声は言わずと知れたミュージカルドラマ『Glee』ブレイン役でおなじみダレン・クリス！
第6話で登場しチャーリーとヴァギーに天国の魅力を歌で披露。「Welcome To heaven」を情熱的に歌い上げる。ダレンが配役されているということは歌唱シーンがあるはず…！ という期待に見事答えてくれた。
『ハズビン・ホテルへようこそ』視聴方法
『ハズビン・ホテルへようこそ』（全8話）はAmazon Prime Videoで独占配信中。毎週金曜日に最新エピソードが2話ずつ更新される。
（海外ドラマNAVI）
Photo:© Amazon Content Services LLC
