Netflix『ウェンズデー』フェスターおじさんのスピンオフ企画が開発中

世界的な人気を誇る『アダムス・ファミリー』に登場する長女ウェンズデーを主人公に描く、異色の推理ミステリードラマ『ウェンズデー』。爆発的な大ヒットとなった本シリーズに登場したフェスターおじさんを主役に据えた、スピンオフ企画の開発が進んでいることが明らかとなった。

『アダムス・ファミリー』ユニバースが誕生?

Bloombergによると、現時点でスピンオフについては「フェスター叔父さんを中心にする」というコンセプトのみで、まずは脚本家がストーリーの概要を決める必要があるとのこと。また、Netflixはフェスターおじさん役のフレッド・アーミセン(『フォーエバー ~人生の意味~』)と契約交渉をしてスケジュールを調整する必要もあり、シリーズ化は決定ではないという。だがNetflixは、『ウェンズデー』の世界的なヒットを受け、『アダムス・ファミリー』をテーマにしたパイプラインの確立に注力しているという。フェスターおじさんのシリーズが本格的に始動すれば、このスピンオフを皮切りに、『アダムス・ファミリー』ユニバースが次々に拡大していく可能性がありそうだ。

鬼才ティム・バートンが監督を務める『ウェンズデー』は、配信開始から間もなく3億4120万時間という視聴記録を叩き出し、1週間で最も視聴されたNetflixの英語作品となった

シーズン2にはウェンズデー役で主演するジェナ・オルテガに加え、モーティシア・アダムス役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ゴメス・アダムス役のルイス・ガスマン、ヴァレリー・キンボット博士役のリキ・リンドホーム、フェスターおじさん役のフレッド・アーミセン、ドノヴァン・ガルピン保安官役のジェイミー・マクシェーン、タイラー・ガルピン役のハンター・ドゥーハン、イーニッド・シンクレア役のエマ・マイヤーズ、ビアンカ・バークレー役のジョイ・ダンデーらが続投予定。

以前に主演のジェナは、シーズン1で投入された恋愛要素を少なくして、もっとホラー色を強くしたいと語っていたことから、シーズン2では少しトーンが変化するかもしれない。

『ウェンズデー』シーズン2は2024年春に撮影開始予定。シーズン1はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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