『SUITS/スーツ』再ブレイクの理由をドナ役サラ・ラファティが分析

米USA Networkにて2011年から2019年にかけて9シーズン続いたリーガルドラマ『SUITS/スーツ』は、放送終了から4年ほど経った今、再びブレイクを果たしている。その理由についてドナ役のサラ・ラファティが分析した。

キャストはグループチャットで大騒ぎ

アメリカでは今年6月からNetflixでも見られるようになったことをきっかけに配信の週間ランキングで何度も1位を獲るほど注目を集め、新シリーズの製作も決定した『SUITS/スーツ』。主人公の一人、敏腕弁護士のハーヴィー・スペクターを支えるアシスタントのドナを演じたサラが米Peopleの取材に応じ、この再ブレイクの理由を知った時の衝撃やほかのキャストたちの反応を明かした。

「この作品がNetflixで何十億分も視聴されるなんて、現実世界にあるどんな方法をもってもそのことをうまく消化できない。理解できないわ」と話すサラ。彼女によれば、『SUITS/スーツ』キャストたちのグループチャットがあるそうで、そこに誰かが同作の驚異的な視聴時間を報じた記事を貼った時、みんな「え、なんだって?!」と大騒ぎしたという。

「時が経っても人々に受け入れられているなんて素晴らしいことよね。ものすごく感謝しているわ。今この時、世界は信じられないほど暗く粉々になっていっている。もし少しの間でもそんなことから逃げられる機会を与えられるのなら、私は嬉しい。私たちが10年間取り組んできたことが、人々に現実逃避の機会を提供したり、人との繋がりや意義を何らかの形や方法でもたらしていたりすると知るのは…たとえそれが世界のニュースから束の間離れるだけだとしても、嬉しいことね」

サラのほかには、ハーヴィー役のガブリエル・マクトやレイチェル役のメーガン・マークル(メーガン妃)も再ブレイクについてコメント。ガブリエルは「僕たちが9シーズンにわたって作り上げたストーリーが何度も視聴されるなんて有難いことだ」と感激し、メーガンは「最近では、何話も一気見されるなんて滅多にないこと。でも、素晴らしい番組は長続きするもの」と述べていた。

10月に伝えられた新シリーズは、リバイバルやリブート、スピンオフという形ではなく、人気フランチャイズ作品の『CSI』や『NCIS』のように新たな場所で新たな登場人物を迎えた作品が予定されているという。

海外ドラマの視聴時間が伸びやすい年末年始の時期に、さらなる視聴者も見込まれる『SUITS/スーツ』。その勢いはまだまだ衰えそうにない。(海外ドラマNAVI)

参考元:米People

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Photo:『SUITS/スーツ』© 2019 USA Network Media, LLC