米HBOで2012年から2017年まで放送された人気ドラマ『GIRLS／ガールズ』でクリエイターと主演を務めたレナ・ダナム。彼女がNetflixで新作ドラマ『Too Much（原題）』を手掛けると、米Entertainment Weeklyなど複数のメディアが伝えている。
-
『GIRLS』レナ・ダナムが依存症の日々を告白「人生の終わりだと思った」
米HBOの人気ドラマ『GIRLS／ガールズ』のクリエイターであり、主人公ハンナを演じたレナ・ダナム。女優・クリエイター・プロデューサー・監督・脚本家として多才ぶりを披露する彼女が、薬物依存でリハビリ施設に入所した時の心境を告白している。米Indie Wireが伝えた。 依存症などに苦しむ女性を支援する慈善団体、ペギー・…
恋の相手はヒュー・グラントではなく…
この新作ドラマの舞台はロンドン。ニューヨークでバリバリ働いていた30代半ばの女性ジェシカは、永遠に続くと思っていた関係が終わったことをきっかけに友人たちとも距離を置くようになり、心機一転、ロンドンへ移住することに。ブロンテ姉妹のようにひっそり暮らそうと考えていたが、新天地で新たな出会いが…。ただし、相手のフェリックスは映画『ノッティングヒルの恋人』に出てきたヒュー・グラント演じる優しい本屋の店長というよりは、リス・エヴァンスが演じた飲んだくれのルームメイトに似たタイプ。関わり合いになると厄介なことしかなさそうな気がするものの、ジェシカはフェリックスのことを無視することができない…というストーリー。
1999年の映画『ノッティングヒルの恋人』では、ジュリア・ロバーツ演じるハリウッドスターとヒュー演じる英国男性の恋が描かれたが、『Too Much』では果たしてアメリカ人とイギリス人は話が通じるのか？ 真実の愛は実在するのか？といったことをテーマに描くという。
ジェシカ、フェリックスを演じるのは、『Hacks（原題）』のメーガン・スタルタールと『ホワイト・ロータス／諸事情だらけのリゾートホテル』のウィル・シャープ。10話構成で、2024年にイギリスにて撮影開始予定だ。
自身も2021年に出会った英国男性と結婚しているレナは、「このドラマはとても私の心に近い作品です。夫のルイスとともに作り、才能あふれるメグとウィルという私の好きな俳優たちを起用しています。愛や喜びだけでなく、時には人生の苦さももたらすようなロマンティックコメディを作りたいという私のヴィジョンをNetflixは支持してくれました」と述べている。また、Instagramで主役コンビ、夫と一緒の画像を添えて新作ドラマについて報告している。
本作でレナは脚本・監督を担当。ミュージシャンである彼女の夫が音楽を手掛ける。『ノッティングヒルの恋人』で製作総指揮を担ったティム・ビーヴァンとエリック・フェルナーも関わることから、“公式”なパロディと言えるものになるかもしれない。
ここ数年、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演したり、映画2本を監督したり、様々な作品の製作総指揮を務めたりしていたレナだが、ドラマでクリエイターを務めるのは2018年の『Camping（原題）』以来となる。（海外ドラマNAVI）
