『LAW&ORDER』アンソニー・アンダーソン、エミー賞の司会に抜擢!

犯罪捜査ドラマの金字塔『LAW & ORDER ロー&オーダー』(以下、『LAW & ORDER』)ケヴィン・バーナード刑事役をオリジナル版に続きリブート版でも再演したアンソニー・アンダーソン(『グロウニッシュ』)が、第75回プライムタイム・エミー賞の司会者を務めることがわかった。米Varietyが報じている。

アンソニー・アンダーソンが司会に抜擢!

アンソニーは、2024年1月15日(月)に、ロサンゼルスのL.A.ライブ・コンプレックス内のピーコック・シアター(旧マイクロソフト・シアター)からFOXにて生中継されるエミー賞で司会を務める。アンソニーは声明で、「この業界での困難だった時期は過去のものとなり、私たちが大好きな、ドレスアップして自分自身を称える場に戻ることができます。そして、第75回エミー賞こそが、クリエイティブ・コミュニティがひとつになる最高の祝福の時間となることでしょう。FOXからこの歴史的な賞の司会を依頼された時大喜びしました。テレビ界最大のイベントに参加するのが待ちきれません」

2024年1月3日(水)より放送予定のFOXのゲーム番組『We Are Family(原題)』でも司会を務めたアンソニー。FOXの番組担当責任者は以下のようにコメントを発表している。

「最近、アンソニーが『We Are Family』のホストを務めてくれたのですが、スターが大勢集まり、期待に満ちた夜になるエミー賞のような場で彼が司会者をすることは、自然にフィットすると思いました。アンソニーはユーモアと熱意と自然体なことで知られているので、ステージでもお茶の間でも視聴者に忘れられない夜を与えてくれることでしょう」

FOXが最後にエミー賞を放送した2019年は司会者なしで開催されたが、アンソニーはこの年ちょっとした擬似司会者となっていた。アニメーション『ザ・シンプソンズ』のホーマー・シンプソンが登場する形で幕を開けたが、ホーマーの頭上にピアノが落ちてくるという展開に。そこで、観客席に座っていたアンソニーが「あれは一体なんだ?」と言い、ステージに上がり、“エミー賞を救う"という演出が披露された。

【第71回(2019年)エミー賞オープニング】

エミー賞で近年司会を務めたのは、2020年のジミー・キンメル(米ABC)、2021年のセドリック・ジ・エンターテイナー(米CBS)、2022年のケナン・トンプソン(米NBC)らで、アンソニーは彼らに続いて司会を務めることになる。

アンソニーは、2015~2021年の最優秀主演男優賞コメディ部門(アンドレ・‘ドレ’・ジョンソン・シニア役)を含む、11のエミー賞にノミネートされている。エミー賞を受賞した2019年の生放送特番『Live in Front of a Studio Audience(原題)』ではヘンリー・ジェファーソン役を演じた。第75回エミー賞は、当初今年の9月18日に予定されていたが、WGAとSAG-AFTRAのストライキにより延期された。受賞セレモニーは、現地時間2024年1月15日に予定されている。(海外ドラマNAVI)

Photo:©NYK