2015年に1作目『ジョン・ウィック』公開、2017年『ジョン・ウィック:チャプター2』、そして2019年『ジョン・ウィック:パラベラム』と、公開される毎に前作の全世界興行収入を倍々近くに更新し続けてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。
それに伴い、製作費もシリーズを追うごとにスケールアップしながら、戦いの舞台は全世界に広がり、出演キャストも大幅にアップデート。全映画ファンが心待ちにしていたシリーズ最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が9月22日、日本公開!
右腕は犬‼謎の暗殺者トラッカーが登場
シリーズ最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』に登場する新キャラクターの一人・トラッカー。愛犬の嗅覚を頼りにジョンをつけ狙うこの男は何者なのか? 演じるのはカナダの新鋭シャミア・アンダーソン。91年カナダ生まれのシャミアはこれまで、TVドラマを中心に活躍しており、本作に続きMCU映画『マーベルズ』と大作の出演作が控えている新進気鋭の俳優の一人だ。
「このシリーズに参加したいとずっと思っていた」
俳優として活動する前は犯罪学を学び、武器の訓練を受け、詠春拳(カンフーの一形態)の訓練も受けているそうだ。アクション映画へ出演する準備は常にできていたシャミアは「このシリーズに参加したいとずっと思っていた。このチャンスが来たとき迷う必要は一切なかった。即座に「イエス!」と答えたよ。キアヌ・リーブスに加えて真田広之、ドニー・イェン、リナ・サワヤマ、ビル・スカルスガルドも『ジョン・ウィック:コンセクエンス』に参加すると聞いて“最高のラインナップだ!ぜひ!”と言ったんだ」と出演を決めた際の心境を嬉々として語る。
キアヌとの仕事は最高!
「“良い”だけでは満足しない」
キアヌとの共演について聞くと「キアヌとの仕事は最高だった! ファンとしてその仕事ぶりに魅了されていたんだ。共演者の視点から見て、真面目な仕事ぶりを本当に尊敬している。キアヌは常に真剣。ただ“良い”だけでは満足しない、常に最高を達成するために努力をし続けるのさ。それは現場で伝染するんだ。その感覚は僕にとって新鮮だった。適当にやることがないんだよ。全力を注ぐ。そして周囲にいる人たちにもそうしてほしいと思っているんだ。彼はまた撮影現場で子供みたいなんだよ! 仕事をしたくて、仕事ができることに興奮しているようだった」と話す。
キアヌとの共演に興奮し、彼もまたベストを尽くし続けたことがスクリーン越しに伝わることは想像に難くない。
「1匹1匹を理解し本物の関係性を築けた」
シャミアの演じるトラッカーは今作で世界中を駆け回るキアヌを、常に犬と共に追跡し続ける。トラッカーの右腕は忠実で名前のないシェパード犬だ。チャド・スタエルスキ監督は「犬を違和感なくストーリーに溶け込ませたかった。アクションだけではなく、ジョンの匂いを嗅ぎ、追跡可能な存在というアイディアが気に入ったんだ」
シリーズに欠かせない犬の役目には監督のこだわりが詰まっている。役に挑んだ犬は計5匹。シャミアは犬とのトレーニングのために誰よりも早く現場入りした。「それぞれ性格もエネルギーも技量も違う。1匹1匹を理解し本物の関係性を築けたと思うよ!」自信をのぞかせる。ジョンの命を執拗に狙うトラッカーの目的とは? 右腕のシェパードとの息の合ったコンビネーションにもぜひご注目を! (海外ドラマNAVI)
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