DC最高傑作『ザ・フラッシュ』は、7月28日より地上最速でプレミア配信開始! 配信を記念して、ピエール・ボハナ造形美術監督のインタビューを公開。30年ぶりにバットマンを演じたマイケル・キートンとのエピソードを披露。
映画『ザ・フラッシュ』
ワーナー・ブラザースの「プレミア配信」は、話題の最新映画を自宅をはじめ、お好きな環境でお楽しみいただけるデジタルレンタル&デジタルダウンロード販売にて、最速でご提供するもの。『マトリックス レザレクションズ』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』『ブラックアダム』など大ヒット作品に続いて、今年6月に公開されたばかりの映画『ザ・フラッシュ』が地上最速でプレミア配信開始となる。
全米大ヒットの『ザ・フラッシュ』は、トム・クルーズ、スティーブン・キング、ジェームズ・ガンら、先行試写を見た人々の間で絶賛され、テスト試写ではクリストファー・ノーランの傑作『ダークナイト』以来、DC映画最高スコアをたたき出した事が報じられた。本作は「バットマン」「スーパーマン」「ジョーカー」など全てのDC映画、TVシリーズ、アニメーション、ゲームを一貫した世界観で再構築し直すDCユニバース構想の序章に位置づけられる。
まさにDCの世界を変える一作、DC映画の新時代の始まりともいえる映画の主人公“フラッシュ”は、とにかく足が速いヒーロー! その速さは地上最速で、電流を帯びながら走るフラッシュは時に時空をも超える!?
「時空を超え“最強”集結」というキャッチコピーの通り、30年ぶりにマイケル・キートン演じるバットマンや、シリーズ初となる黒髪のスーパーガールが登場! 愛する母を守るために時空を超えて、過去を改ざんしてしまったフラッシュが招いた人類滅亡の危機を救う、超速タイムループ・アドベンチャー超大作だ。
『ザ・フラッシュ』美術監督、ピエール・ボハナ氏インタビュー
DCシリーズでは『ダークナイト』、『ハリー・ポッター』シリーズでは魔法の杖や帚、クィディッチのスニッチなど全シリーズのほとんどの小道具を手掛けた造形美術監督のピエール・ボハナ氏。本作でも、フラッシュスーツやバットスーツなどのデザイン監修や小道具を製作に携わった、制作秘話が公開!
――本作で手掛けた部分を具体的に教えてください。お気に入りの演出や、注目して見てほしいポイントをお願いします。
現場ではバットフラッシュと呼んでいたんですが、バットスーツをDIYして作るフラッシュのスーツはかなり楽しかった! ダークフラッシュのスーツも楽しかったですよ。あれも僕らの手で作ったものですが、きちんと物語性のあるスーツで、パフォーマンス的にも満足しています。他にもいろいろありますが、小道具的にはバットウィングの内装。チームみんなで楽しく作業しました(笑)
――本作のフラッシュや、バットマンの衣装でパワーアップした点を教えてください。
歴史を辿れば、『ジャスティス・リーグ』でのフラッシュのスーツはほとんど手作りです。それに対して、今回のフラッシュのスーツは、ウェイン・インダストリーズが製造しています。だから、その辺のエンジニアリング/工業的な複雑さを表現したいと考えました。
また、フラッシュ自身の中にあるすべてのエネルギーに対し、スーツがどのように対応・反応するのか、というようなことを考慮したし、弾力性も感じさせたかった。これだけ高速で移動するのだから、摩擦などのことを考えると当然、普通の生地は使えないですよね。今回の、多層構造で、機敏に動けるスーツの外装は、そういったアイディアを視覚的に表現したものなんです。
――30年ぶりにバットマンを演じたマイケル・キートンさんとのエピソードを教えてください。
カウルのフィッティングをしていた時に面白いことがあって。僕らはマイケルがちょっとでも首を動かせるように今回はかなり努力し、頑張っていたんです。というのも、彼の初期のスーツでは、明らかに首が完全に固定されていましたからね。横を向くにも体ごととか、肩を回さなければいけなかった。
だから、最初の正式なフィッティングの時に、マイケルにカウルをかぶせながら「今回はかなり動かせるようにしました。」って話したんです。そうしたら、「それは不要だな。うん、動かせない方がいい。ロボットみたいに固定された首じゃないと。あれが、僕が演じるバットマンのパフォーマンスだからね」って言われたんです。なので僕は「ああそうなんですね」って(笑)もちろん与えられた条件下で見事に演技をしてくれましたが、オリジナルのスーツでの制限が彼の演技をそこまで助けていたというのは興味深いですよね。
7月28日(金)よりプレミア配信
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/flash/home_entertainment/
(海外ドラマNAVI)
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