デヴィッド・テナント&マイケル・シーン、シーズン2スタートの『グッド・オーメンズ』について語る

人気作家ニール・ゲイマン&テリー・プラチェットの同名小説をドラマ化したファンタジーシリーズ『グッド・オーメンズ』。そのシーズン2が、7月28日(金)よりAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信開始となる。主演のマイケル・シーン(アジラフェル役)とデヴィッド・テナント(クロウリー役)はシーズン1から今日まで、どのような意気込みでこのドラマと向き合ってきたのだろうか。

当初の予定を覆す人気ぶり

全米俳優組合のストライキ前に米Entertainment Weeklyのインタビューに応じたマイケルとデヴィッドによると、撮影現場で意気投合した二人は、実を結ぶかわからなかったシーズン2について、当時からゲイマン(とプラチェットが描いていた構想)の話を聞き、アイディアを出し合っていたんだそう。

原作について、彼らは「何十年も愛され続けている」とし、シーズン1撮影時は「それを壊してしまうのではないか」という恐怖を感じていたことを告白。しかし、初放送から約半年後に初めて参加したコミコンで、アジラフェルやクロウリーのコスプレをしているファンを見て、そしてネット上でもファンの盛り上がりが徐々に広がっていく様を目の当たりにし、自分たちのドラマが受け入れられていることが嬉しかったという。

ジョン・ハムはコメディ俳優?!

シーズン2は新キャストを加えつつも、軸となるのはアジラフェルとクロウリーの友情で、さらに深く掘り下げていくことになる。もちろんお馴染みのキャストも続投し、ジョン・ハム演じる大天使ガブリエルもカムバック。

「彼は二枚目俳優として人気になったが、私は彼は生まれながらの道化師だと思っている」とデヴィッドはジョンのコメディアンとしての才能について言及。「彼はとても面白くて、ウィットに富んでいて、コミカルな感覚を持っている」と絶賛すると、マイケルも「(アメリカ人の)彼はアメリカのコメディだけでなく、イギリスのコメディについても造詣が深い。彼を知る者は彼がいかに面白い人間かを知っているが、彼が世間の注目を集めるきっかけとなったキャラクターがシリアスなキャラクターだったというのは皮肉なものだ」と同意した。

『グッド・オーメンズ』シーズン2に期待!

インタビューでは、デヴィッドは自身が演じるキャラクターのビジュアルについても触れ、「あれはウィッグではなくて、ほとんどのシーンは自分の髪なんだ。もう少し長さが必要になると付けることもあるけど。でも、撮影に入る前に何度もブリーチやカラーをした」とし、炎のような赤髪に染めて作り上げたビジュアルを見て、再びクロウリーを演じる覚悟を決めたとユーモアを交えて明かしていた。

『グッド・オーメンズ』シーズン2は7月28日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて配信開始。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『グッド・オーメンズ』©Amazon Studios