常夏ポリスアクションドラマ『HAWAII FIVE-0』ベストエピソード【3選】

2010年にスタートした米CBSの人気犯罪捜査ドラマ『HAWAII FIVE-0』は、2020年まで10シーズン続き、全240話放送された。常夏の島ハワイを舞台に、長年にわたって魅力的なストーリーラインやキャラクターが数多く登場したが、その中でも特にキャラクターの成長を感じられるベストエピソードをご紹介。

※本記事は各エピソードのネタバレを含みます。

「ガブリエルの命運」(シーズン6第24話)

このエピソードは、チン・ホー・ケリー(ダニエル・デイ・キム)というキャラクターを大きく発展させるものだった。

チンの亡き妻マリア(レイコ・エイルスワース)の弟で、チンの父親を殺害した過去を持つガブリエル・ウェインクロフト(クリストファー・ショーン)を狙う事件にファイブ・オーのメンバーが巻き込まれる。

最終的に、重傷を負ったガブリエルは自身を憎みながらも守ってくれるチンに過去の過ちを詫び、娘サラ(ロンディン・シルザー)を彼に託した。チンがガブリエルと向き合い、彼を守ろうとした姿は視聴者にとっても非常にエモーショナルなものだった。

「復讐の銃弾」(シーズン2第23話)

冒頭からヴィンセント・フライヤー警部(トム・サイズモア)が殺害され、マックス・バーグマン(マシ・オカ)が撃たれ、署が爆破される。怒涛の展開の連続で、アクション、ドラマ、ミステリー、すべての要素が一体となって視聴者を惹き込む物語を作り上げた。

後半、チンはフランク・デラーノ(ウィリアム・ボールドウィン)の策略により妻マリアと従姉妹コノ・カラカウア(グレイス・パーク)のどちらを助けるかという究極の選択を迫られ、ダニー・“ダノ”・ウィリアムズ(スコット・カーン)は親権をめぐって元妻と争う決意を固め、スティーヴ・マクギャレット(アレックス・オローリン)は母で元CIAの工作員「シェルバーン」を探しに日本の駿河湾を訪れる。

アクション満載、それでいてキャラクターのバックグラウンドが紐解かれ、視聴者を飽きさせることなくドラマが展開されていった。

「父に捧ぐ」(シーズン4第10話)

この回は、真珠湾攻撃の退役軍人クラークが狙われた殺人未遂事件と、その容疑者である日系人のトリヤマがクラークを狙うきっかけとなった70年前の事件を軸に展開。その捜査の過程で、スティーヴはトリヤマが持っていた家族写真の中に、自身の名前の由来にもなった祖父の姿を見つけ…。

最終的に、スティーヴとチームは、70年前にオアフ島の収容所で行われた隠蔽工作を発見し、真犯人を突き止める。ハワイの歴史に触れ、スティーヴが知らなかった祖父の過去についても明かされた回だった。

クライムドラマにおいて、過去や掘り下げることにはビジュアルを再現する難しさがつきまとうが、本作はそれを見事にやり遂げ、エミー賞の特殊視覚効果賞にノミネートされたほか、視覚効果協会からも表彰されている。

『HAWAII FIVE-0』はHuluにて配信中。

参照元:米Screen Rant

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『HAWAII FIVE-0』(c)2011 CBS BROADCASTING, INC. All Rights Reserved.