Amazon『ジャック・ライアン』あのキャラ、スピンオフ登場の可能性は?

ジョン・クラシンスキー(『ジ・オフィス』)主演のAmazon Originalシリーズ『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』。ファイナルとなるシーズン4が先日配信されたが、シーズン2から出演するジャックの“バディ”的存在、マイク・ノーベンバーを演じるマイケル・ケリーが、本作への想いとスピンオフの可能性について述べた。米Hollywood Reporterが報じている。

ジャック、そしてジョンとの熱い絆

「ジャック、マイク、そしてジェームズ・グリーア(ウェンデル・ピアース)は互いのためなら死ねるという間柄。シーズン2の冒頭からシーズン4のエンディングまでのマイク・ノーベンバーの変わりようを見るとほとんど別人だけど、それはジャック、ジェームズとの兄弟愛のおかげなんだ。マイクはジャックからお呼びがかかると知っている。ジャックから必要とされているんだ。彼は自分の仕事をし、大金を稼ぎ、良い生活を送っている。でもこう言うんだ! 自分は正義のためにやっている!ってね」

同作にコミカルな要素をもたらしているノーベンバーの魅力には、ジャック役のジョンとの親しい関係も反映されているようだ。「脚本家にももちろんお礼を言わなければならないけど、親切で純粋な人間でいてくれたジョンには本当に感謝している。マイクというキャラクターを進化させるにおいて、脚本家たちはジョンと私自身の関係や、私たちが共有するユーモアを拾い上げてくれたんだろう。毎日泣くほど笑って仕事ができるくらい幸せだった。撮影現場で一緒にいると、二人であまりにも大笑いするものだから涙が出たよ。撮影現場でジョンから"こう言って"とか"ああ言って"と求められても、私は"そんなの真顔じゃ無理だ!"ってなるんだ。私が演じるマイクは何でも真顔で言うんだけど、そういうセリフを言うのはすごく楽しいんだ。ジョンのユーモアのセンスは、彼の妻(エミリー・ブラント)に次いで素晴らしいよ」

ジョンのことを気に入っているマイケルによれば、ハリソン・フォードやベン・アフレックが主演していた映画版シリーズとこのドラマ版の違いも友人がポイントだという。「(ポイントの)一つはジョン・クラシンスキー! これまで何度もインタビューで言ってきたと思うが、私は心の底からそう思っている。彼には、人間性と明らかなユーモアのセンスをキャラクターに宿らせる能力、そしてアクションをこなす能力があるんだ。そして二つ目のポイントは、ジャック・ライアンの物語がロングフォーマットで語られるのは今回が初めてということだね。つまり、この二つのポイントが組み合わされることで、最高のジャック・ライアンと長い時間が過ごせるわけだ。こんなことを言うと誰かに怒られそうだけど(笑)、それがこのドラマ版に対する私の意見だね」

彼は最後、噂されている『ジャック・ライアン』スピンオフが実現した場合、それにマイクが登場する可能性について聞かれると次のように述べた。「分からないけど、(原作者)トム・クランシーの作品だから、どんなことでも起こり得る。どんな形であれ、彼のキャラクターを演じられるのなら私は大賛成だ。最初から最後まで最高の仕事だった。一生感謝し続けるよ。本当に感謝している。それにマイク・ノーベンバーなんて最高にクールな名前だしね!」

(海外ドラマNAVI)

参考元:米Hollywood Reporter

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(2023年7月時点での情報です)