『ベター・コール・ソウル』ボブ・オデンカークが6度目のエミー賞候補にコメント「一生に一度の役」

米AMCの傑作ドラマ『ブレイキング・バッド』に続き、スピンオフドラマ『ベター・コール・ソウル』で弁護士ソウル・グッドマン/ジミー・マッギルを演じたボブ・オデンカークが6度目のエミー賞演技賞候補となり、その快挙についてコメントを発している。

共演者と一緒のノミネートで「完璧」に

今年で第75回を迎えるエミー賞では、『ベター・コール・ソウル』でボブと共演したキム・ウェクスラー役のレイ・シーホーンも助演女優賞にノミネートされている。米Deadlineのインタビューでボブは、「レイと一緒にノミネートされたことで、今日(ノミネート発表)の朝が完璧になりました」とコメント。さらにボブは、番組の脚本家が認められたことは言うまでもなく、(本国アメリカで昨年8月に放送された)シリーズのフィナーレから時間が経つにつれて、このシリーズで得た機会を当初よりもさらに“大きなもの”として捉えていると心境を語り、「まさに一生に一度の役だと思います」と発言した。

また、過去に脚本で2度エミー賞を受賞したことがあるボブは、「これほど練られた役や、バラエティに富んでよく書けた脚本には二度と出会えないでしょう。だから、この役を演じられたこと、この役をやり遂げられたことに心から感謝しています」とも付け加えている。

またボブは、第75回エミー賞コメディ部門で作品賞などにノミネートされた『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2で、主人公カーミー(『シェイムレス 俺たちに恥はない』のジェレミー・アレン・ホワイト)の叔父リー役で登場しており、その体験についても振り返っている。「どの俳優も皆がお互いを尊重していて、(クリエイターの)クリストファー・ストーラーは、自由に発見し、生み出し、命を吹き込むことができる現場を生み出していました。ジェレミー・アレン・ホワイトは皆にプロ意識と尊敬のトーンを与えていて、キャスト全員がほかの人の背中を押していたのが良かったです。俳優にとって一番の夢は、そのシーンに登場するほかの皆が最高に見えることですからね」とも述べていた。

『ベター・コール・ソウル』の放送終了後にボブはAMCと再タッグ。今年3月に始まったブラックコメディドラマ『Lucky Hank(原題)』で大学の国語学科で主任教授を務めるハンク・デヴローを演じている。

『ベター・コール・ソウル』全6シーズンはNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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