日本時間7月12日の朝、第75回エミー賞ノミネート作品が発表された。エミー賞常連の大ヒットコメディシリーズ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』が合計21部門でノミネート!
また、ジェイミー・タート役を演じたフィル・ダンスターの初ノミネート(助演男優賞)により、レギュラーキャスト全員がエミー賞にノミネートされる偉業を達成。
レギュラーキャスト全員がエミー賞にノミネート
『テッド・ラッソ』で3シーズンに渡って、スター選手のジェイミー・タート役を演じたフィル・ダンスターが今回初めてエミー賞にノミネートされたことで、レギュラーキャスト全員がエミー賞にノミネートされる偉業を達成したテレビ番組の仲間入りを果たした。
レギュラーキャスト全員がノミネートを果たした他の作品は、『シッツ・クリーク』や『ふたりは友達?ウィル&グレイス』などがある。
ジェイミーというキャラクターについて
フィルは、ジェイミーというキャラクターについて、「人々がジェイミーに惹かれる理由のひとつは、彼のおかげで、テッドがどれだけ効果的だったかを知ることができるからだと思う。優しさを持ってリードするテッドという存在が、どれほど周囲に変化や影響を与えるか、効果的であったかを、観客に見せる手助けをするんだ」と話す。
ジェイミーは、フィルが言うところの"無愛想な嫌な奴"として始まったが、3シーズンにわたって自分探しの旅を続け、最後は、宿敵でもあったコーチ陣の一人、ロイ・ケントと親友同士のような関係になるなど、大きな成長を見せたキャラクターだった。
共演者と助演男優賞争い?!
また、ロイ・ケント役を演じた共演者ブレット・ゴールドスタインも助演男優賞にノミネートされており、同じ部門で競うことになるが、フィルはブレッドのことを競争相手とは見ていないと明かす。
「ブレットとの対決はないよ。ハグして応援するだけだ。彼は、とても愛されているからね」と話す。
受賞は誰の手に…? 9月のエミー賞発表まで『テッド・ラッソ』を見て楽しんでみてはいかがだろうか。(海外ドラマNAVI)
Photo:Apple TV+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』独占配信中