DC映画『ザ・フラッシュ』スーパーガールの日本語吹替声優は橋本愛に。オーディションで決定

6月16日(金)に劇場公開を控えるDC映画『ザ・フラッシュ』。時空を超えて二人のフラッシュ、スーパーガール、バットマンなど豪華ヒーローたちが集結することが明らかになると、瞬く間に話題となった本作だが、このたびスーパーガールの日本を俳優の橋本愛が務めることが明らかとなった。

DC映画『ザ・フラッシュ』のスーパーガールについて

スーパーマンと同じクリプトン星人で、彼のいとことしておなじみのスーパーガール。本作では、フラッシュが過去を変えたことでスーパーマンもワンダーウーマンもアクアマンもいない世界に変わってしまった絶体絶命の危機でフラッシュが出会う“最強ヒーロー”として登場する。

そしてそんなスーパーガールの日本吹替版声優に抜擢されたのが、『告白』で鮮烈な印象を残し、NHK 連続テレビ小説『あまちゃん』への出演で大ブレイクを果たした橋本愛。3度の大河ドラマを経験し、着実に実力派俳優としてステップアップしてきた橋本は、『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』で初めて声優に挑戦。さらに2022年10月に同日公開された『僕が愛したすべての君へ』と『君を愛したひとりの僕へ』で、宮沢氷魚演じる主人公と恋仲になるヒロイン・瀧川和音の声を担当。

今までアニメーション映画で培ってきた声優技術を、今回初めて実写映画の吹き替えで発揮することとなった。本作のスーパーガールはクールで力強く、これまで演じてきたアニメーションの人物達とは一線を画すようなキャラクターだ。

このスーパーガールに対して橋本は「彼女の魅力を一言で言うならば“強さ”。超能力などそういったこともありますが、気持ちの強さだと思います。カーラ(スーパーガール)は過去が詳細に描かれていないので、自分の中でも自由に膨らませて解釈した部分があって、その上でカーラに対するリスペクトや愛する気持ちなど確固たるものが築けました。故郷との別れ、家族や大切な人との別れを経験しながら大事な人を守るという彼女のエネルギー、強さ、愛情、優しさを感じ取って頂けると嬉しいです。」とその魅力を語っている。

そんな橋本愛をはじめ、フラッシュ役の細谷佳正、マイケル・キートン演じるバットマン役の山寺宏一、ベン・アフレック演じるバットマン役の小原雅人ら日本版声優陣に向けて、本作の監督を務めアンディ・ムスキエティから称賛と感謝のコメントも到着!

橋本愛のボイステスト音声を聞いた監督は、「声質やトーンを聞いた瞬間に橋本さんの声が役にピタリとハマりました。理想通りの声を持つ橋本さんにこの役を引き受けていただけて大変幸せです。」と絶賛コメントを寄せた。

スーパーガール/カーラの日本語吹替版声優を務める橋本愛 コメント全文

――スーパーガールの役が決まった時の気持ちを教えてください。

オーディションのとき実際に台詞を収録させて頂いたのですが、ぶっつけ本番で何も準備できずの挑戦だったので、全然自信がありませんでした。受かったとお聞きした時は「ウソ!?」とびっくりしましたが、すごく楽しんで演じられたので「またカーラをやれるんだ、嬉しいな」と思いました。

――実写の吹き替え声優は初挑戦ですが、特に意識したことや苦労したことはありますか?

俳優さんが演じられているとは言え、自分の中にカーラ(スーパーガール)としての根幹は作っておかなければいけないと思い、役作りとしてはいつもと同じ工程を踏みました。実際に声を入れるとなった時に、そのキャラクターの表情や声色を聞いて実際に自分の身体でアウトプットするということと、自分自身の目の前に仮想空間を作って演じなければいけないんだということが、今回得られた発見でした。

――オーディションの中でムスキエティ監督に橋本さんの声のサンプルが届いて絶賛されていたとのこと。

本当に嬉しいです。あれでよかったのかな、と終わった後に反省していたところもあったので、すごくホッとして救われたような気持ちです。生身のカーラを間近で見てこられた方だからこそ、自分の声を受け入れてくださり本当に嬉しいです。

――まだ映画を観ていない方にスーパーガールのどういうところを期待して欲しいですか。

故郷との別れ、家族や大切な人との別れを経験しながら大事な人を守るという彼女のエネルギー、強さ、愛情、優しさなどを感じ取りながら、楽しんでいただけたら嬉しいです。

アンディ・ムスキエティ監督コメント全文

フラッシュ役:細谷佳正へ

本作のバリー(フラッシュ)は今と過去の2バージョンの演じ分けが必要で、非常に高い演技力が必要です。エズラ・ミラーのフラッシュを知り尽くしている細谷さんが声優として本作に参加してくれること、フィルムメーカー全員大変心強いです。

バットマン(マイケル・キートン)役:山寺宏一へ

バットマンのレジェンドであるマイケル・キートンの嬉しいカムバック、そして、マイケル・キートン、日本でバットマンを何度も演じているレジェンドである山寺さんに本作でもバットマンを演じていただき大変光栄です! フィルムメーカー全員があなたに対して全幅の信頼を寄せています。

バットマン(ベン・アフレック)役:小原雅人へ

DCにとって重要なバットマンを演じるベン・アフレックと共に、この役を誰よりも理解してくれている小原さんが声優として本作に参加してくれること、フィルムメーカー全員大変心強く思っています。そしてDC作品を愛する制作陣として一緒に作品作りができることを光栄に思います。

スーパーガール役:橋本愛へ

本作のスーパーガールはフラッシュとバットマンに並ぶとても重要なキャラクターなので、ボイステストの音声を私も事前に聞かせてもらいました。声質やトーンを聞いた瞬間に橋本さんの声が役にピタリとハマりました。理想通りの声を持つ橋本さんにこの役を引き受けていただけて大変幸せです。

DC映画『ザ・フラッシュ』公開日

時空を超えてDCヒーローたちが交錯する超速タイムループ・アドベンチャー『ザ・フラッシュ』は6月16日(金)日米同時公開。(海外ドラマNAVI)

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