DC映画『ザ・フラッシュ』予告編にスーパーガールが登場!米CW版との違いは?

2月12日(日)にアメリカで開催されたNFLの王者決定戦スーパーボウルにて、DC映画『ザ・フラッシュ』の初予告編が公開され、新星スーパーガールが登場した。

目にしたことがないタイプ

2022年11月に誕生した新DCスタジオのCEOに就任した、ジェームズ・ガンとピーター・サフランの下でDCユニバースの大刷新が進むなか、その前に製作・撮影が進行していた『ザ・フラッシュ』は、DCで本格的にマルチバースを導入する重要作。「DCユニバースをリセットする」とまでガンに言わしめた本作の予告編には、新進女優のサッシャ・カジェ演じるスーパーガールが姿を見せている。

これまで、スーパーガールといえば「ロングヘアのブロンド」のイメージが強かった。米CWのDCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』でメリッサ・ブノワが扮したスーパーガールも同様のヘアスタイルだった。

だが『ザ・フラッシュ』のバージョンはダークのショートヘアでかなりボーイッシュな印象に。さらに両バージョンの違いは外見だけでない模様。以前にガンは、新DCユニバースのスーパーガール/カーラ・ゾー=エルについて、「今までにファンが目にしたことがないようなタイプ」だと次のように説明している。

違いは外見だけでない?

「カーラはクリプトンにいたが、(惑星が破壊された後に)彼女は惑星の一部に載って漂流し、そこで人生の最初の14年間、周りの人々が死んでいくのを目にしながら、恐ろしい状況で暮らしていた。だから彼女は、これまでにファンが慣れ親しんできたスーパーガールよりもずっと荒々しく、かなりメチャクチャなんだ」。その発言から察するところ、新DCユニバースのスーパーガールにCW版を重ね合わせてはいけないようだ。

なお、DCユニバースではスーパーガールの単独映画『Supergirl: Woman of Tomorrow(原題)』の製作が発表されているが、サッシャが主演するのかどうかは不明だ。

DC映画『ザ・フラッシュ』には、フラッシュ/バリー・アレン役でエズラ・ミラー(『ファンタスティック・ビースト』シリーズ)、バットマン/ブルース・ウェイン役でそれぞれベン・アフレック(『ゴーン・ガール』)とマイケル・キートン(『スパイダーマン:ホームカミング』)、ゾット将軍役でマイケル・シャノン(『ナイン・パーフェクト・ストレンジャー』『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』)、ヘンリー・アレン役でロイ・リヴィングストン(『セックス・アンド・ザ・シティ』)が出演する。

DC映画『ザ・フラッシュ』は、2023年6月16日に日本公開。CW版『SUPERGIRL/スーパーガール』は、U-NEXTにてシーズン1~6が、Huluにてシーズン1~5が配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・フラッシュ』©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved (c) & TM DC/サッシャ・カジェ公式Twitter(@SashaCalle)より