【スターチャンネルEXランキング】『ロリエ・ゴドロー』と首位争うのは…&『ラストエンペラー』が席巻(4月21日更新)

動画配信サービス「スターチャンネルEX」で、4月に最も多く視聴された番組のランキングを発表! 独占作品を中心に日本初上陸の最新海外ドラマとスターチャンネルの厳選・激レア映画が揃う中、トップ10にランクインしたのはどの作品か。ドラマ部門と映画部門に分けてチェック!

スターチャンネルEXランキング

<ドラマ>

1.5つの歌詩(うた)
2.ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと(字幕版)↓
3.ステージド3 俺たちの舞台、もうおしまい!?(字幕版)↑
4.ハンニバル(字幕版)→
5.ザ・キャプチャー 歪められた真実2(字幕版)↓
6.ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!(字幕版)NEW
7.リトビネンコ暗殺(字幕版)↓
8.80日間世界一周(字幕版)↓
9.ダウントン・アビー(字幕版)↓
10.I AM ルース(字幕版)

<映画>

1.ラストエンペラー ※全4バージョン合計 ↑
2.死刑にいたる病 ↓
3.DREAMS COME TRUE 5つの歌詩(うた) SUPER LIVE 2022
4.新しき世界(字幕版)
5.さらばバルデス(字幕版)
6.エリン・ブロコビッチ(字幕版)↓
7.白頭山大噴火(字幕版)↓
8.荒野の誓い(字幕版)
9.マリー・アントワネット(2006)(字幕版)
10.ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(字幕版)

海外ドラマでは、『DREAMS COME TRUE 5つの歌詩(うた) SUPER LIVE 2022』の独占配信に合わせて、スターチャンネル初のオリジナルシリーズ『5つの歌詩(うた)』が1位に再浮上。前月、初登場1位を獲得した『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』はそれによって首位を奪われたものの、引き続き高い人気を維持している。若き天才グザヴィエ・ドランが手掛ける初のTVシリーズである本作。“カンヌの申し子”と言われるほど、批評家や熱心な映画ファンから信頼されるドランだが、実は大物アーティストであるアデルのミュージックビデオの監督を務めていたりもする。そんなドランはタトゥーがたくさんあることでも有名で、過去に監督を務めた作品に関するタトゥーも入れているのだとか。『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』にちなんだタトゥーもあるのか、気になるところ。

『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』

『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』

 

『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』と同じく3月から配信が始まった『ステージド3 俺たちの舞台、もうおしまい!?』は3位にランクアップ。パンデミックによるロックダウンに見舞われた英国で誕生した、時代を反映するコメディである『ステージド』。クリエイターのサイモン・エヴァンスによると、シーズン3が実現しなかった可能性もあったとか。フィン・グリンとともに脚本を手掛けたサイモンは、「シーズン2はかなりきれいに幕を下ろしたし、世界は再び動き始めていた」と当時を振り返り、「フィンと僕は、新しいアイデアが降りてくるまで作品をそのままにしておこうと考えていた」とRadio Timesのインタビューでコメント。製作総指揮に名を連ねるデヴィッド・テナントの妻ジョージア・テナントも「シーズン3に関してはたくさんの話し合いがあったの。シーズン1と2に関するよりも、もっとたくさんね」と苦労を明かした。この時代を生きる誰もが共感しながら、明日を楽しく迎える元気をくれる『ステージド』は、今後もコロナ禍を象徴するシリーズとして語り継がれるに違いない。

『ステージド3 俺たちの舞台、もうおしまい!?』

『ステージド3 俺たちの舞台、もうおしまい!?』

 

6位には、『ザ・キャプチャー 歪められた真実2』でカギを握る役どころを演じたパーパ・エッシードゥが主演を務める新作『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』が初登場。クリストファー・ノーラン監督の『テネット』でも世界を魅了した、“タイムリープ”による人類救出という壮大なアクションを“シリーズ”で楽しめる本作。タイムリープでは時間軸の理解が難しく置いてけぼりになってしまうことも多いが、本作では7月1日が“チェックポイント”として設定されていて、ゲームのセーブ機能のように進むシンプルな設定がわかりやすい点も魅力だ。人類存続のため秘密機関に所属することになった主人公を追うSFアクションでありながら、愛する人との大切な時間を取り戻そうとするラブストーリーでもあり、見どころ満載。シリーズという構成を活かして、一話ごとに異なる視点からタイムリープがもたらす現実を見せつける点も新鮮。これまでにありそうでなかったタイムリープドラマをぜひ。

『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』

『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』

 

映画ランキングでは、3月28日にこの世を去った坂本龍一氏が楽曲を手掛け、日本人として初めてアカデミー賞作曲賞を受賞した『ラストエンペラー』が、2位以下に大差をつけての1位に輝いた。スターチャンネルEXでは「4Kレストア版」や「日曜洋画劇場 吹替版」など貴重な4バージョンが配信中だが、中でも劇場用にカットされていない「オリジナル全長版」は特に人気だとか。俳優として出演も果たした坂本氏が遺した唯一無二のレガシーを後世に引き継いでいきたい。

『ラストエンペラー』

『ラストエンペラー』

 

4位に入ったのは2013年の韓国映画『新しき世界』。『イカゲーム』で世界的大ブレイクを果たしたイ・ジョンジェが主演を務める犯罪映画。韓国最大の犯罪組織の会長が不慮の事故で命を落としたことで、一触即発の後継者争いに巻き込まれることになった潜入捜査官を描く。最近ではドラマ『カジノ』も話題を呼んだ『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクも出演。主演のイ・ジョンジェは『スター・ウォーズ』シリーズの新たなスピンオフドラマ『The Acolyte(原題)』への出演も話題を呼んでおり、ハリウッドでの存在感も日に日に増している。今、改めて世界から注目を集める韓国俳優のキャリアを振り返ってみるのも面白いかもしれない。

『新しき世界』

『新しき世界』

5月の一押し新作ドラマ

クエンティン・タランティーノ監督によるリメイクでも知られるマカロニ・ウエスタンの傑作『続・荒野の用心棒』を、現代的解釈でドラマ化した『ジャンゴ ザ・シリーズ』が日本初上陸! オリジナル版主演のフランコ・ネロがカメオ出演するほか、ベルギー出身のマティアス・スーナールツ(『君と歩く世界』)、スウェーデン出身のノオミ・ラパス(『ミレニアム』シリーズ)ら多国籍な顔ぶれが揃う。5月1日(月)より「スターチャンネルEX」にて独占配信スタート。

(KanaKo)

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Photo:『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』© Sky Studios Limited (2021). All Rights Reserved./『ステージド3 俺たちの舞台、もうおしまい!?』(c) Staged Films Limited MMXXII/『新しき世界』(C)2012 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & SANAI PICTURES Co. Ltd. All Rights Reserved./『ラストエンペラー』(C)Recorded Picture Company/『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』(c) Fred Gervais