大人気青春ミュージカルドラマ『Glee/グリー』で 4シーズンにわたり主要キャラクターのフィン役を演じ人気を博したコーリー・モンテース。コーリーがこの世を去ってから10年が経ち、共演者たちは改めて彼の演技力を称賛した。米Deadlineが伝えている。
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コーリーの演技力の素晴らしさを十分伝えていなかったことを後悔
ティナ役のジェナ・アシュコウィッツとアーティ役のケヴィン・マクヘイルは、ポッドキャスト『And That’s What You REALLY Missed(原題)』の最新エピソードでコーリーを偲んだ。Gleeの卒業生たちはシーズン1の最終回を振り返り、ケヴィンは「このエピソード全体を通して、コーリーの演技に驚かされた」とコーリーについて言及。「彼はとても良かった」と続けると、これにジェナも同意し「本当によかった。おかしなほど」と賛辞を贈った。
さらに、ケヴィンは「こんな話をしているけど、腹立たしいのは彼がとても良い俳優だったのに、それを十分に伝えられていなかったと思う」と、共演していた時期にコーリーの演技力について本人に直接もっと伝えるべきだったと後悔していることを告白した。
コーリーは2013年、31歳の時に薬物過剰摂取で亡くなった。彼が出演することは叶わなかったシーズン5では、第3話(『大好きだったフィンへ(原題:The Quarterback)』)を追悼エピソードとして制作し、「Seasons of Love(ミュージカル『RENT』より)」など、ニュー・ディレクションズの面々がフィン、そしてコーリーの早すぎる死を悼んだ。
出演者・製作者の誰もが、彼が『Glee』という作品の核だったことを認めており、2022年11月にはクリエイターのライアン・マーフィーが、ゲスト出演した『And That’s What You REALLY Missed』の中で「もし、もう一度やるとしたら、かなり長い間中断して、おそらく戻ってこなかっただろう」と発言し、コーリーの死後に番組を終わらせるべきだった、という思いを明かしている。
『Glee/グリー』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)