ボブ・オデンカーク、新作主演ドラマは『ベター・コール・ソウル』とここが違う!

『ベター・コール・ソウル』のボブ・オデンカークが出演する新作海外ドラマ『Lucky Hank(原題)』。自身の代表作と比べて、新作はどのように異なるのか、その魅力を明かしたと米 Hollywood Reporterが伝えている。

最新主演ドラマ『Lucky Hank(原題)』

『ブレイキング・バッド』のスピンオフとして2015年に誕生し、2022年に惜しまれつつ幕を下ろした人気シリーズ『ベター・コール・ソウル』で主演を務めてきたボブ。新たに主演を務める『Lucky Hank(原題)』(米AMC)で再び主演に!

『よみがえり ~レザレクション~』や『ダメージ』のアーロン・ゼルマンと『ジ・オフィス』のポール・リーバースタインがショーランナーを務め、『ベター・コール・ソウル』のマーク・ジョンソンが製作総指揮を務める本作。共演には『グッド・オーメンズ』や『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』などで知られるミレイユ・イーノスなどが名を連ねる。

ボブが演じるのは資金不足のレイルトン大学で英語学部長を務めるウィリアム・ヘンリー・デヴロー・ジュニア。7年に渡って演じてきたソウル・グッドマンとはまったく異なるキャラクターで面白かったという。

「いろいろな面で明らかに全く違う。でも僕にとって、内面的にこのキャラクターの自己認識の方法がソウルと全然違うと思う」と話したボブ。「彼は人々についてはとても賢いけど、シリーズの最後の最後になるまで自分自身を見ていなかった」と演じる難しさを語った。

加えて本作を気に入っている理由は、コメディとドラマ両方の能力を発揮できることとコメント。「コメディのバックグラウンドと、これまでやらせてもらってきたドラマの素晴らしい融合」と魅力を明かす。「ドラッグも出てこないし、銃も出てこない。ゾンビもいないし、世紀末でもない」と、昨今のTVシリーズと比べて“きわめてユニークな作品”であると話した。

ぜルマンたちが企画している頃、ボブはまだ『ベター・コール・ソウル』に出演していたため、製作陣はボブをキャスティングできると考えていなかったそう。しかしゼルマンの妻に、興味があるかどうかだけでもボブに聞いてみてはどうかと提案されたのだとか。その後、脚本を呼んだボブは出演を快諾。ゼルマンは「今となってはボブ以外、考えられないよ」と話している。

『Lucky Hank(原題)』は3月19日(日)米AMCにて放送スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Lucky Hank』(C)Sergei Bachlakov