『テッド・ラッソ』ジェイソン・サダイキス、シリーズ終了とスピンオフの可能性に言及

エミー賞で史上最多ノミネートを記録したApple TV+の人気コメディドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』で主演・クリエイターを務めるジェイソン・サダイキスが、シリーズ終了とスピンオフの可能性に言及している。

興味をもってくれて嬉しい

本シリーズでロイ役を演じ、脚本も執筆しているブレット・ゴールドスタインが過去のインタビューで、もともと本作は3シーズンで完結させる予定だったことを明かし、ジェイソンも同様のコメントを発していたが、来たるシーズン3で本当に番組の幕が下ろされるのだろうか?

米Deadlineの取材で、その質問にジェイソンが回答。「これが僕たちが語りたかった、伝えることを願っていた物語の終わりなんだ。シーズン3という、まだ見ぬ物語の先にあるものを、もっと皆さんが観たいと思い、興味を持ってもらえるとは本当に嬉しいよ。5月31日には、シーズン3(最終話の)第12話がリリースされて、“もういいや、十分だ。これ以上は必要ない”と思うかもしれない。だけど、その時が来るまでは、これまでに僕たちが生み出した以上の物を求めてくれる、みんなの好奇心に感謝するよ」シーズン3がファイナルになると明言はしなかったが、その可能性が高いことを示唆している。

スピンオフの誕生は?

一方でジェイソンは、スピンオフのアイデアに関してはオープンに考えているようだ。「僕たちは、これらの物語が更に語り継がれていく様子を、様々な人たちに見てもらうための舞台を用意したのだと思う。繰り返しになるけど、この質問は、この番組に関わっている全員がやろうとしていることに対する、称賛と受け止めずにはいられない。物を作ると何が起こるか分からないから、それ(スピンオフ)を考えてもらえるなんて、本当に皆さんは優しいよ。それが別の道であったとしても、もっと人々が求めてくれるのは嬉しいね」とコメント。その発言から察するところ、本家シリーズの人気キャラクターを主人公にしたスピンオフが誕生する可能性はゼロではなさそうだ。

ジェイソンがほのめかしたように、やはりシーズン3がファイナルになってしまうのだろうか? それは自分の目で確かめるしかないだろう。『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』シーズン3は、Apple TV+にて3月15日(水)より配信開始。5月31日(水)まで、毎週水曜日に新エピソードが配信される。シーズン1~2は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Apple TV+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』独占配信中