娘はなぜ殺されたのか? 服役中の犯人との面会で被害者の母に明かされた真犯人の存在。複雑に絡み合う事件の先に現われる真相とは? 演技派俳優陣による上質な英国サスペンス『WITHOUT SIN 罪なき者』が、2023年1月2日(月)より放送開始となる。
『WITHOUT SIN 罪なき者』とは?
ミステリー大国のイギリスで2022年に12月に放送されたばかりの上質なサスペンスを日本初公開。3年前に14歳の娘を殺されたステラは、精神的ショックを克服するためのプログラムに参加し、娘殺害の犯人として服役中の男性チャールズと面会する。だがチャールズは許しを請うどころか、自分は犯人ではなく“何者かにはめられた”と語る。果たして本当に真犯人は存在するのか? それともそれは刑務所から出るための方便なのか? 複雑に絡み合う事件の先に、いったい何が待ち受けているのだろう。
本作の原題『Without Sin』とは、聖書にある言葉で“罪なき者”を意味する。罪人に皆が石を投げて殺すモーセの律法について問われたイエス・キリストは、“罪を犯したことのない者が、まず石を投げなさい”と語ったという。本作を最後まで見ると、このタイトルに納得するだろう。英国のサスペンスらしく、見るものを引き込み考えさせるドラマだ。
あらすじ
ステラは留守中に娘メイジーを自宅で殺された後、夫ポールと離婚しタクシー運転手として働いていた。ある日、被害者の家族が事件から立ち直るためのプログラムに参加するよう誘われるが、それは犯人として有罪判決を受け服役中であるチャールズと、あえて面会するというもの。なかなか前向きになれなかったステラだったが、チャールズに会うことを決心する。するとチャールズは“自分はメイジーを殺していない。自分は何者かにはめられた”と主張。しかも現在クレオという女の子が行方不明で、メイジーと同じように殺されるだろうと言われる。チャールズを信用できないステラだが、クレオという女の子のことが気になり調べると…。
キャスト&スタッフ
製作総指揮を務めるのは『ザ・クラウン』のアンディ・ハリース、『ライン・オブ・デューティ』のヴィッキー・マクルアら。キャストにはドロシー・アトキンソン(『PENNYWORTH/ペニーワース)』)、ヴィッキー・マクルア(『アレックス・ライダー』)、ジョニー・ハリス(『フォーティチュード/極寒の殺人鬼』)、エズラ・ファロック・カーン(『ファースト・コンタクト』)らが名を連ねている。
WOWOWプレミア『WITHOUT SIN 罪なき者』(全4話)は2023年1月2日(月・休)13:00より放送スタート。 [第1話無料放送]
(海外ドラマNAVI)
Photo:『WITHOUT SIN 罪なき者』(C)2022 LBM Redemption Limited