19世紀末から20世紀にかけて英国で大人気を博した伝説のネコ画家ルイス・ウェインの人生を描いた映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』。本作で主演を務めるベネディクト・カンバーバッチのインタビュー映像が到着した。
不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する絵葉書の作者だとも言われているルイス・ウェインの人生を描いた伝記映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』。
本作で主人公を演じたベネディクト・カンバーバッチ(『SHERLOCK/シャーロック』『ドクター・ストレンジ』)は、ネコ画家ルイス・ウェインの魅力から、映画のテーマ、ウィル・シャープ監督の作風、共演した俳優たちの印象まで答えている。
ベネディクト・カンバーバッチ「絵を描くのが好きなんだ」
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)や『エジソンズ・ゲーム』(17)など、これまでカンバーバッチは実在の人物を多々演じてきたが、そのプレッシャーについて聞かれると、本作のように「有名ではない人物を演じる時、より大きな責任を感じる」と答えた。
そんなルイス・ウェインと自らの共通点については、「絵を描くことが好き」な点だと述べ、彼の筆跡や作風を真似ているうちに、ルイス・ウェインに近づいていったと明かした。
また、ラブストーリーではあるが、「社会学や政治の問題に加えて、メンタルヘルスという当時の問題を取り上げている」と、本作のテーマの奥深さを称えている。そして、最後にネコについて聞かれると、「ネコは最高だよ。本作はルイスだけでなく、ネコを称える作品だ」と述べ、ネコの地位向上に貢献したルイス・ウェインの業績を称賛した。しかし、ネコとの共演について話が及ぶと、ネコは「絶対に思い通りにいかない」と、ネコのジェスチャーを交えながら撮影時の苦労を語っている。
映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』は、12月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』©2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ