クエンティン・タランティーノが2023年に全8話から成るシリーズの撮影を計画中であると米Varietyが伝えている。
新作著書のPRイベントで明かしたドラマの計画とは?
11月16日(水)にニューヨークで開催された新作著書「Cinema Speculation(原題)」のプロモーションイベントで、2023年に全8話のドラマを撮影する企画があることを明かしたタランティーノ。しかし物語や製作の詳細などには触れなかった。
映画『パルプ・フィクション』や『キル・ビル』、最近では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などの世界的話題作を続々と世に送り出してきたタランティーノだが、2005年には『CSI:科学捜査班』でメガホンを取るなど、TV界でも活動。今年2月にはFXによるティモシー・オリファント主演作『JUSTIFIED 俺の正義』リバイバル版で監督を務める話があると報道されていた。
今回のイベントでは司会のエルヴィス・ミッチェルと共に様々な話題に触れたタランティーノ。もし選べるとしたらどのコミックを映像化したいか聞かれると、マーベルの「ハウリング・コマンドーズ」をチョイス。MCUでサミュエル・L・ジャクソンが演じたニック・フューリーが登場するストーリーで、2011年公開の『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』にも“ハウリング・コマンドーズ”という少数精鋭部隊が登場した。
今回計画中のシリーズに原作があるのかどうかはわからないが、タランティーノによるコミックの実写化となれば期待せずにはいられない。
タランティーノ節炸裂のシリーズを観られることに期待!
ここ数年、「スター・トレック」の新企画をプロデューサーのJ・J・エイブラムスに提案し、自らメガホンをとるのではという報道もあったが、後に企画から距離を置いていると話していたタランティーノ。
なんとか新企画が実り、タランティーノ節炸裂のシリーズを見られることを期待したい。
(海外ドラマNAVI)
Photo:クエンティン・タランティーノ©NYZ20/Famous