ブライアン・クランストン、あの出演ドラマのリブート版脚本を執筆中!

『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンがあの大ヒットドラマのリブート版脚本を執筆していると米AV CLUBが伝えている。

エミー賞ノミネートも果たしたあの作品!

ブライアン・クランストンが執筆しているのは2000年から2006年にかけて放送されたコメディシリーズ『マルコム in the Middle』。日本では『天才少年 マルコム奮闘記』の名でも知られる本作は、天才少年マルコムと風変わりな家族の日常を描いたドタバタコメディ。ブライアンは破壊王で大騒動の原因になりがちな父ハル役を演じ、全151話に出演していた。

そんなブライアンがリブート版を執筆していると明かしたのはマルコム役を演じたフランキー・ムニッズ。「番組を撮影していた時、僕は紛れもなく子どもだった」とFox Newsに話したフランキー。「7シーズン、151エピソードやった。放送されていた時は本当に見なかったけど、いまは妻と一緒に見終わった。151エピソード全部ね。“ワオ、これが僕たちが作ってきたものなんだ”って気がついた。出演している自分とファンとして楽しんでいる自分を切り分けられるんだ。家族の様子が知りたくて仕方ないね」と家族の物語の続きをいちファンとして知りたいのだという。

その思いはブライアンも同じだったよう。「彼が脚本執筆を進めていて、色々とまとめているんだ。だから何かあるよ」と話しており、クランストンが積極的に企画を進めていることを明かした。ブライアンは本作でエミー賞コメディ部門助演男優賞に3度ノミネート。受賞とはならなかったものの、礎を気付き、『ブレイキング・バッド』でのエミー賞受賞に繋がったといえる。

リブート版実現となれば…

もし本作が実現したら、フランキーにとって10年以上ぶりの出演作に。この10年出演してもカメオ出演やゲスト出演にとどまっていたフランキーは「マルコムに出ていた時、番組で働くことがただものすごく楽しかった。作品が終わった時、少し仕事を離れてみた。他のことを始めてみたんだ。カーレースをやったり、バンドに参加したり、色々なところを旅したり。いくつかビジネスを始めて、たくさんの素晴らしいことを人生で経験できた。そしていまこの時点で、振り返って、思い返して、経験にとても感謝することができた」と話している。

愛すべき家族の物語の続きを見られる日が来ることを期待したい。

参照元:AV CLUB

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ブレイキング・バッド』記念すべき第一話のブライアン・クランストン©Doug Hyun/AMC