1000体のゾンビを殺した男 アンドリュー・リンカーン、『ウォーキング・デッド』以来となる新作ドラマについて語る

大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のリック・グライムズ役でお馴染みアンドリュー・リンカーンが、Netflix製作による新作ドラマ『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』について語っている。

『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』は、映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)でアカデミー賞作品賞&監督賞に輝いたギレルモ・デル・トロが手掛けるアンソロジードラマ。全8話となるシリーズのうち2話はデル・トロによるオリジナルのストーリーとなり、彼が個人的に選んだ監督と脚本家が各エピソードを手掛ける画期的なシリーズだ。

アンドリューは、ホラー映画『ババドック ~暗闇の魔物~』のジェニファー・ケントが監督を務め、エシー・デイヴィスが主演する第8話「The Murmuring(原題)」に出演。このエピソードはデル・トロの短編小説が下敷きとなり、アンドリューは米コーネル大学で妻のナンシー(エシー)と一緒に鳥類学者として働く、子どもを亡くした父親エドガーを演じる。

『ウォーキング・デッド』以来となるドラマ出演

Netflixのグローバルファンイベント「Tudum」に登場したアンドリューは、『ウォーキング・デッド』以来となるドラマ出演について次のように語っている。

「ギレルモ・デル・トロの名前を聞いたとき、真剣に受け止めました。そしてジェニファー・ケントが脚本を書いて製作したいと言ったときも同じで、すごくワクワクしました。『ババドック ~暗闇の魔物~』は大好きな映画だし、『ナイチンゲール』は驚くべき映画だからです」

1000体のゾンビを殺した男 アンドリュー・リンカーン

さらに、ホラー作品の大ファンだというアンドリューはこうも続けている。

「僕はホラー作品とそのジャンル全般の大ファンなんです。1000体のゾンビを殺した男ですからね。ホラーやダークなアートにも精通していて、良く出来た作品は美しい。『赤い影』や『シャイニング』は本質的に喪失やトラウマ、危機的状況にある人間関係を描いていますよね。(「The Murmuring」について)子どもの死からは立ち直れないでしょう。誰でもです。ですが生きようと努めたり、お互いを大切にすることはできる。それが、この作品の包括的なテーマです。俳優にとって、とてもエキサイティングな分野ではないでしょうか」

またアンドリューは、出演エピソードで監督を務めたケントと、相手役のエッシーの才能と仕事ぶりが素晴らしかったと称賛している。

アンドリューが出演する『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』は、Netflixにて10月25日(火)に配信スタートしたばかり。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』