ジェンセン・アクレスが回答、より深刻な父親コンプレックスを抱えるのは『ザ・ボーイズ』ソルジャーボーイ?『スパナチュ』ディーン?

大人気超常現象アクションドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』でディーン・ウィンチェスター役を演じ、異色スーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』にシーズン3からソルジャーボーイ役で出演中のジェンセン・アクレス。両キャラクターともに“父親コンプレックス”を抱えているが、ジェンセンは、どちらがより深刻な状態だと思っているのだろうか?

※本記事には『ザ・ボーイズ』シーズン3の内容に関する情報が含まれます。

ディーン・ウィンチェスター&ソルジャーボーイの父親との関係

ディーン・ウィンチェスターは、悪魔やモンスターを狩るハンターの父ジョン・ウィンチェスター(ジェフリー・ディーン・モーガン)からのあらゆる要求に応えることを強いられてきた。

対するソルジャーボーイは父親に認められたいがために、悪徳企業ヴォート社が製造したスーパーヒーローを生み出す化学物質を自分に注入させ、超人的な力を得るに至っている。

ジェンセンの見解は…?

米Varietyのインタビューに応じたジェンセンが、どちらのキャラクターがより深刻な父親コンプレックスの問題を抱えているか質問され、こう反応している。

「絶対にソルジャーボーイだね。彼は間違いなく最悪の父親を持ち、それが原因でより根深い問題を抱えている。ディーンはソルジャーボーイのように、必ずしも父親に認めてもらおうとは思っていなかったんじゃないかな。置かれた状況を理解して、普通の親子関係を保てないような全く違う世界に住んでいるという事実を踏まえ、彼はただユニークな形で父親を偶像化していたと思う。それに、ジョンは復讐に燃えていて、彼にとってディーンは自分のミニバージョンのような存在だったんだ。ディーンは父親の小さな兵士であり、父親の承認を求めるというよりも、“これが僕のやるべきことなんだ。父親が教えてくれたことだから ”と思っていたんじゃないかな」

続けてジェンセンはディーンとジョンの関係について、さらに掘り下げて分析している。

「ジョン・ウィンチェスターは本当に息子たちを愛していたと思う。彼がしたことは確かに間違ったやり方だったと言えるかもしれないけど、それはすべて愛に根ざしていたんだ。彼は妻や家族を愛していたからこそ、ああいう気持ちになり、あんな旅に出たんだ。正しいことを間違った方法でやってしまう典型的な状況だね」

『スパナチュ』前日譚にもナレーションで参加

ジェンセンがソルジャーボーイ役で出演する『ザ・ボーイズ』シーズン3は、Amazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信中。

またジェンセンは、『スーパーナチュラル』の前日譚となるスピンオフドラマ『The Winchesters(原題)』でナレーションを担当しており、この新シリーズは米CWにて2022年10月11日(火)に放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・ボーイズ』はPrime Video で独占配信中/『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』シーズン15 (C)Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.