5月27日(金)に最新シーズン4のPart1配信開始を控え、再び盛り上がりを見せている『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(以下、『ストレンジャー・シングス』)。2016年の配信開始から6年経ち、幼かったキャストたちもすっかり大人びてしまったが、年齢にまつわる心配事について出演者が口を開いたと米ScreenRantが伝えている。
2016年7月に配信が始まった『ストレンジャー・シングス』。マット&ロスのダファー兄弟が手掛けた本作は、瞬く間に社会現象を巻き起こすほど人気を集め、若手俳優たちの世界的知名度は急上昇した。
翌年2017年にシーズン2、2019年にシーズン3が配信され、その後シーズン4への更新も決定していたが、新型コロナウイルスによる世界的パンデミックが発生。この影響を受け、撮影に大幅な遅れが生じ、結果的にシーズン3とシーズン4のあいだは3年もの時間が空いてしまった。シリーズ開始時は12歳の主要キャストもいたが、今となっては17歳~20歳になってしまい、もはや子役ではない年齢に。
見て見ぬふりはできないこの事態をキャストはどう捉えているのか?米TODAYのインタビューで、ダスティン役のゲイテン・マタラッツォとウィル役のノア・シュナップが見解を示した。
ゲイテンは「いつも考えていることのひとつだけど、かなり上手く対応していると思う。キャラクターはそれぞれの人生において転換期にある。始まったばかりの頃の僕らをみるのは変な感じだよ」とコメント。ノアは「シーズン2で、もっと声を低くしてとか、違うレベルで話してとか、背が低く見えるように立って…なんて言われたことを覚えてる。そんなことできないし、それじゃあもう僕じゃないって感じだった(笑)」と話した。
いくら心配しようとも年齢ばかりは誰にもコントロールできないもの。かえってキャストの成長がキャラクターの成長と重なり、シリーズを重ねるごとにその変化を見られることは、本作の魅力のひとつでもある。勇気をもつこと、恐れに立ち向かうこと、喪失と向き合うこと、出会いと別れの経験を積み重ねること。様々な出来事を経験して大人になる姿は、迫力あるSF要素と並んで本作に欠かせないみどころだ。
実際、メインの少年少女キャラクターとキャストの実年齢の差は2~5歳と、そんな大きなものでもない。年齢差が大きいところでは、ウィルの兄ジョナサン役のチャーリー・ヒートンは28歳で18歳の役柄を演じるが、これも業界でみればよくあること。未曽有の事態にベストを尽くして対処し、困難を乗り越えて作りあげられた待望のシーズン4。年齢のことなど気にならないほど、目が釘付けになる物語が待っているに違いない。
Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』待望のシーズン4は2部作となり、Vol.1が5月27日(金)に、後半のVol.2が7月1日(金)より独占配信開始となる。(海外ドラマNAVI)
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Photo:Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』©Courtesy of Netflix