『ベター・コール・ソウル』ボブ・オデンカーク、最新作では大学の学部長に!

『ベター・コール・ソウル』で主人公ソウル・グッドマンを演じるボブ・オデンカークの次回作『Lucky Hank(原題)』の米AMCでの放送日が発表された。米IndieWireが報じている。

『Lucky Hank』概要

リチャード・ルッソの小説「Straight Man」をもとにした全8話の本作は、3月19日(日)より米AMCにて放送開始。ペンシルベニア州のさびれた地帯にある資金不足の学校、レイルトン大学の英語学部長であるウィリアム・ヘンリー・デヴロー・ジュニア(ボブ)の中年の危機が描かれる。

予告編

製作は『ベター・コール・ソウル』とその本家『ブレイキング・バッド』と同じ米AMCネットワーク。ボブは、出演と同時に製作総指揮を務める。監督はピーター・ファレリー(『グリーンブック』)、脚本はアーロン・ゼルマン(『よみがえり ~レザレクション~』)とポール・リーバースタイン(『ジ・オフィス』)が務める。

「人間性とユーモアに惹かれている」

ボブは本作について、以下のように述べている。「今回もまた(これまで私が関わってきた作品のように)キャラクターの深みと繊細さに焦点を当てたAMCのプロジェクトです。私は小説の中の人間性とユーモアに惹かれおり、この役を演じることを楽しみにしています。最近の私の出演した作品よりもライトなものですが、それでも良く観察されておりとても知的な作品です」

AMCスタジオとAMCネットワークスのエンターテインメント部門のダン・マクダーモットは、今回の発表に伴い、「ボブ・オデンカークは、まさに最高の俳優です。何百万人ものファンに愛され、忘れられないキャラクターと大人向けの質の高いストーリーテリングという評判を確立した二つの象徴的なシリーズ、『ベター・コール・ソウル』と『ブレイキング・バッド』に続き、彼をAMCにとどめる新番組を製作できることは幸運なことだと思っています」とコメントしている。

『ベター・コール・ソウル』が終わってしまったのは残念だが、ボブにとってAMCでの3作目となるシリーズで、きっとまた素晴らしい演技を見せてくれることだろう。ボブが出演する『ベター・コール・ソウル』は、Netflixほかにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ボブ・オデンカーク©SF/Famous