人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』で弁護士エルズベス・タシオニを演じ、スピンオフとなる『グッド・ファイト』シーズン1&2にも出演したキャリー・プレストンが、シーズン6にカムバックすることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『グッド・ファイト』は、本家『グッド・ワイフ』にも登場したクリスティーン・バランスキー演じるダイアン・ロックハート弁護士を中心に、自身が経営するロックハート&リー弁護士事務所から追い出されたダイアンの葛藤と再生が描かれる。
シーズン6では、自分がおかしくなってしまったのではないかと感じ始めたダイアンが、ロー対ウェイド裁判(人工妊娠中絶を規制する法律を違憲とした、1973年の裁判)から投票権や冷戦時代の侵略まで、あらゆるものが既視感として蘇り、不安定な状態に悩まされるという。
一方でレディック&アソシエイツ事務所の弁護士たちは、周囲で目にする暴力が、差し迫った内輪の戦いを示唆しているのではないかと考えるようになる。今シーズンでダイアンが現実から遠ざかっていくなか、突如としてダイアンとエルズベスは似たような思考回路に陥る―。
現時点では、何話にわたってエルズベスが登場するのかは不明だが、キャリーはエピソード監督も兼任するとのこと。すでに、彼女は『グッド・ファイト』シーズン5の第7話「And the Fight Had a Détente...(原題)」でメガホンを取っている。クリエイターを務めるロバート&ミシェル・キング夫妻は、「今年、キャリー・プレストンが戻って来ることに、これ以上ないほどワクワクしています」との復帰を伝えている。
ヴァンパイアドラマ『トゥルーブラッド』のアーリーン・ファウラー役でも知られるキャリーは、ここ近年、米TNTの犯罪ドラマ『Claws(原題)』にレギュラー出演。また、日本ではSTARZPLAYで配信中の実話を描くミニシリーズ『ドクター・デス 死を呼ぶ医者』にも出演している。
キャリーが復帰を果たす『グッド・ファイト』シーズン6は、米Paramount+にて今年配信予定。なお、『グッド・ファイト』シーズン4が4月12日(火)よりスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて日本初放送。(海外ドラマNAVI)
Photo:キャリー・プレストン ©NYPW/FAMOUS