大人気スパイ・アクション映画『ミッション：インポッシブル』シリーズで主演を務めるトム・クルーズが、浮上していた映画シリーズのドラマ版企画を阻止したと、米The Hollywood Reporterが伝えた。
トムが主演するシリーズは、米CBSにて1966年から1973年まで放送されたドラマ『スパイ大作戦』の映画化であり、もとはTVシリーズとして誕生した。1988年には『スパイ大作戦』の続編となるシリーズが、2シーズンにわたって製作されている。
映画シリーズを製作するパラマウント・ピクチャーズは、配信サービス Paramount+で『ミッション：インポッシブル』のドラマ版を展開したいと考えていたという。しかし、この報道では、トムがドラマ版の企画を阻止した理由は明かされておらず、パラマウントが具体的に、どのようなドラマシリーズを計画していたのかといった詳細もわかっていない。
映画シリーズは第1作が1996年にデビューし、続編が公開されるたびに規模が大きくなっており、現時点で6作品が公開されている。『ミッション：インポッシブル／フォールアウト』（2018年）では、ビルとビルの間を飛び越える危険なスタントで、トムが足首を骨折して大きなニュースに。また、同作ではトムがヘリコプターの操縦免許を獲得し、非常に危険なアクロバット飛行に自ら挑んで成功させるなど、シリーズにまつわる話題は事欠かない。
新型コロナウイルスの影響で撮影が遅れていた第7＆8作は、「トム・クルーズを送り出す集大成的な作品になる」とも報じられているため、シリーズの終わりが近いと見られている。よって、映画シリーズの代わりにドラマ版が誕生すればユニバースの拡大になりそうだが、ドラマ版の現状が覆ることはあるのだろうか。続報に注目しておきたい。
（海外ドラマNAVI）
Photo:
トム・クルーズ ©Adrian Brown
