『X-MEN』のウルヴァリンことローガン役や、『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役で知られるオーストラリア出身のヒュー・ジャックマン。『フロントランナー』の公開が明日2月1日(金)に控える彼と、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームがタッグを組んだ映画『グレイテスト・ショーマン』の続編に興味があると発言した。米Cinemablendが報じている。
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昨年、日本では10週連続トップ10入りのロングランヒットとなり、『ラ・ラ・ランド』を超えて興行収入50億円突破した『グレイテスト・ショーマン』。
そんな大ヒット作でヒューが演じたのは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナム。妻への一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、斬新で画期的なショーを創造したことで知られている人物。
これだけのヒット作となれば、当然続編の話も出てくるわけだが、その可能性についてヒューは以下のように答えた。「もしやるべきだと思える場で、そのようなチャンスがあったら、絶対にやるよ。皆、『グレイテスト・ショーマン』に出てくるキャラクターが大好きだというのは、私にも明らかだからね。あの映画も大好きだし、演じたバーナムも大好きだったよ。彼を演じられたことは人生の喜びの一つでもあったね」
ヒューの言うところの「やるべきと思える場」が、何を意味するのかははっきりとはわからないが、おそらくヒューが出演に合意するような脚本のことだろう。同作は完結したような形にも思えるが、実話どおりに描かれているわけではないので、続編を作ろうとすればそれも不可能ではないわけだ。
同作は、全世界で4億ドル(約440億円)の興行収入となり、サウンド・トラック・アルバムも大ヒットした。だが以前、ヒューは英BBCラジオで、「『グレイテスト・ショーマン』は20世紀フォックスで製作されたものだが、それが今は買収劇によってディズニー傘下になっているため、続編を製作するにしても契約等の縛りなどをまずクリアにする必要がある」と指摘している。しかし同作はディズニー作品としても申し分ない内容で、家族向けのミュージカル作品だ。その点を考えると、ディズニーでの続編製作もありえないことではなさそうだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『グレイテスト・ショーマン』
(c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation