【まとめ】本年度アカデミー賞作品は、いつどこで見られるの？

現地時間2月24日に行われた第91回アカデミー賞授賞式。主演男優賞を含め最多4部門を受賞した『ボヘミアン・ラプソディ』は昨年公開され、多くの人に感動を与え、2018年映画興行収入第1位となる大ヒットを記録した。だがすでに公開された作品もあるなか、日本ではまだ未上映の作品もある。そこで受賞作だけでなく、ノミネート作品の現時点の公開情報をまとめてみた。あの話題作はいつどこで見られる？

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（下記の情報は、3月2日時点の情報です）

■『グリーンブック』
★受賞：作品賞・助演男優賞（マハーシャラ・アリ）・脚本賞
1960年代のアメリカを黒人ピアニストと白人運転手が、黒人用旅行ガイドブックを頼りに旅した実話。3月1日（金）より公開されたばかり。

■『スパイダーマン：スパイダーバース』
★受賞：長編アニメーション賞
3月1日（金）からの3日間先行上映。3月8日（金）から一般上映！　ニューヨーク市民に愛されたスパイダーマンが死亡。しかし、スパイダーマンは一人ではなかった―。

■『ふたりの女王　メアリーとエリザベス』
ノミネート：衣装デザイン賞・メイクアップ＆ヘアスタイリング賞
3月15日（金）公開！　シアーシャ・ローナン×マーゴット・ロビー出演。激動の16世紀英国を生きるふたりの女王を描く。

■『ブラック・クランズマン』
★受賞：脚色賞
3月22日（金）に公開！　1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体に潜入捜査するという大胆不敵な事件を克明に綴った同名ノンフィクション小説をスパイク・リーが映画化。

■『バイス』
★受賞：メイクアップ＆ヘアスタイリング賞
4月5日（金）公開！　驚異的な役作りで魅せるクリスチャン・ベイルが、約20キロの体重増量し挑んだ実話＆社会派ブラック・エンターテインメント。

■『魂のゆくえ』
ノミネート：脚本賞
4月12日（金）公開！　戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、徐々に信仰心が揺らぎはじめ、諦念と怒りで満ちていく様子を衝撃的に描く。

■『RBG　最強の85才』
ノミネート：長編ドキュメンタリー賞・主題歌賞
5月10日（金）公開！　現役の米国最高裁判事で、今なお法廷に立ち続ける"RBG"ことルース・ベイダー・ギンズバーグを迫ったドキュメンタリー。

■『COLD WAR　あの歌、2つの心』
ノミネート：監督賞・撮影賞・外国語映画賞
6月28日（金）公開！　冷戦下のポーランドで恋に落ち、時代に引き裂かれたピアニストと歌手を描く。

■『永遠の門　ゴッホの見た未来』
ノミネート：主演男優賞（ウィレム・デフォー）
今年公開予定。画家フィンセント・ファン・ゴッホの伝記ドラマ。

■『ある女流作家の罪と罰』
ノミネート：主演女優賞（メリッサ・マッカーシー）・助演男優賞（ウィレム・デフォー）・脚色賞
ベストセラー作家が詐欺師に転落し、私文書偽造に手を染めた実話。こちらは、劇場公開はなく、今夏にデジタル配信＆DVD発売予定。

（公開・配信中作品）

■『ボヘミアン・ラプソディ』
★受賞：主演男優賞（ラミ・マレック）・編集賞・録音賞・音響編集賞
いまだ根強い本作は、劇場で公開中！
※来日した3人のサインを1名様にプレゼント！ ご応募受付中

■『女王陛下のお気に入り』
★受賞：主演女優賞（オリヴィア・コールマン）
先月公開されたばかりで、現在劇場で絶賛公開中！

■『ビール・ストリートの恋人たち』
★受賞：助演女優賞（レジーナ・キング）
愛よりも、もっと深い"運命"で結ばれた恋人たちのラブ・ストーリー。公開中！

■『アリー/ スター誕生』
★受賞：歌曲賞
全国公開中だが、4月3日に先行デジタル配信決定！ 5月22日にブルーレイ＆DVD発売。

■『ROMA／ローマ』
★受賞：監督賞・撮影賞・外国語映画賞（※作品賞を含む最多10部門ノミネート）
『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督の最新作。モノクロの映像で描くヒューマンドラマ。Netflixオリジナル作品で配信中！

■『天才作家の妻 -40年目の真実-』
ノミネート：主演女優賞（グレン・クローズ）
ノーベル賞の栄光に隠された真実を描き、全国公開中！

■『ブラックパンサー』
ノミネート：作品賞を含む7部門
昨年3月に公開された本作は、すでにMovieNEX発売中＆デジタル配信中！

■『バスターのバラード』
ノミネート：歌曲賞・脚色賞・衣装デザイン賞
ジョエル＆イーサン・コーエン兄弟が製作・監督・脚本を手がけたアンソロジー。Netflixオリジナル作品で配信中！

■『メリー・ポピンズ リターンズ』
ノミネート：作曲賞・衣装デザイン賞・美術賞
55年の時を経て帰ってきた映画『メリー・ポピンズ』のその後を描く。全国公開中！

例年のアカデミー賞に比べ、多様性があったといわれる今年。劇場で家で、良作を観る予定を立ててみてはいかがだろうか。

（海外ドラマNAVI）