博士と彼女のセオリー』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズが、史上初の〈男女平等〉裁判に挑んだ女性弁護士に扮し、時代を動かした爽快な大逆転劇を描く感動の実話『ビリーブ 未来への大逆転』。3月22日(金)に全国公開となる本作から、『ER 緊急救命室』『シェイムレス』『SMASH』『LEFTOVERS』など数々の海外ドラマを手掛け、本作でも監督を務めるミミ・レダーのインタビュー映像が到着した。
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85歳の今なお、現役の最高裁判事として活躍し、2018年のアメリカで最も尊敬される女性第4位に選ばれるなど、正義と平等のために闘う存在として敬愛され続けているルース・ギンズバーグ。本作は、そんな彼女が若かりし時代に挑んだ世紀の<男女平等裁判>を描いた物語だ。
フェリシティが女性弁護士ルースに扮し、ルースの夫マーティを演じるのは『コードネーム U.N.C.L.E.』『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマー。その他、ジャスティン・セロー(『LEFTOVERS/残された世界』)、ジャック・レイナー(『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』)、サム・ウォーターストン(『グレイス&フランキー』)、キャシー・ベイツ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズ)ら、海外ドラマでもお馴染みのキャストが出演する。
監督を担うレダーは、数々の人気TVドラマを手がける実力派。エミー賞を獲得した『ER』での実績を認められ、監督に抜擢された映画『ディープ・インパクト』が世界的に大ヒット。女性監督に与えられるチャンスが少なかった時代から、ハリウッドの中でも希少な女性監督としてTV界と映画界をまたにかけて活躍し続けている。しかし、実はルース同様に「女性だから」という理由で苦境に立たされた経験が多いと明かす。
今回公開されたインタビューでレダー監督は、逆境の中でも自分の夢を実現させると同時に、男女平等や女性の人権運動のために闘う強い女性の物語を伝えなければ、と脚本を読んで心を動かされたと述べている。
1950年代に23歳で法律家の道を歩み始めたルースのことを「現代女性の先駆者」と表し、「娘と夫がいるハーバード法科大学院生なんて当時は前代未聞よ」と話す。ルースが挑んだ男女平等裁判について、「性差別が初めて違憲とされた裁判よ。面白いことに女性ではなく独身男性が原告だった。この裁判に勝訴して多くの法律が変わった。世界が変わったのよ。あの闘いのおかげで現在の私たちがいる」と称賛している。
「自分にもできると観客に思ってほしい。どんな小さなことでもいい。この世界をよくするために」とメッセージを送り、「ルースは後世のために闘った。トランプ政権によって彼女の功績が脅かされている今だからこそ必要とされる映画よ」と強く訴える。
舞台は1970年代アメリカ。女性は職に就くのが難しく、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代。そして、男性もまた、人生において多くの選択肢を与えられず専業主夫にはなれなかった。そんな時代に、一人の女性弁護士ルースの手で、アメリカを変え、ひいては世界をも変える第一歩となった世紀の〈男女平等〉裁判が起こされた。なぜ、彼女は法律の専門家たちに「100%負ける」と断言された訴訟に踏み切ったのか? そして、どうやって〈大逆転〉を成し遂げたのか? 史上初の歴史的勝利に至るすべてが今明かされる――。
ルース同様、女性として、母親として、妻としての顔を持ちながら、女性映画監督としての道を歩み続けてきたレダーが、女性であることで苦い経験をしてきた逆境をもバネにして、未来を信じ、今を変えようと立ち上がった女性ルースの勇気溢れる姿を力強く描き出す映画『ビリーブ 未来への大逆転』は、3月22日(金)TOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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映画『ビリーブ 未来への大逆転』
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