日給はいくら?『ゲーム・オブ・スローンズ』エキストラ役者たちの撮影の過酷さを明かす

4月より放送が開始する第八章で、ファイナルを迎える世界的大ヒット作『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)。その壮大なドラマでは、数多くのエキストラも出演している。そして、その星の数ほどいるエキストラが、本作のネタバレをしていることは一度も見たことがないかもしれない。そんな『GOT』エキストラたちの過酷な現場を、米Entertainment Weeklyが報じている。

本作で長年、兵士やウェスタロスの住民、商人など様々な役を演じてきたエキストラたちは、俳優同様、もちろん内容をメディアに口外することは禁じられている。中には、役を演じた記念にタトゥーを入れるものもいるようだ。

そんな彼らの撮影日は、朝一番に最初に現場入りし、帰るのは一番最後。それで日給は100ドルだ。ショーランナーのデヴィッド・ベニオフは、述べている。「彼らは、"エキストラ"と呼ばれるだけあって、仕事としてはそんなに高くない金額で、尊敬もされるものでもない。だが、北アイルランドのエキストラたちは、ものすごくやる気に満ちていて、現実的に見せようとしているし、最高なんだ。ありえない労働時間なのに、本当に一生懸命頑張ってくれているよ。主要なシーンでの活躍も数え切れないくらいあったしね」

また、もう一人のショーランナー、ダニー・ワイスはこう続けた。「エキストラの多くの男性は、『GOT』のためだけに髪を伸ばし、髭を生やしている。彼らは勝手に自分たちが演じる役の名前や、幼い時のトラウマ体験など、本作では語られることのないキャラクター設定を考えているんだ。だから、そういうエキストラのおかげで、撮影シーンに真実味が出るんだ。黒の城やウィンターフェル、ジョン・スノウの後ろにいようがね」

例えば、第六章第9話の「落とし子の戦い」では、仲間意識や協調性、チームワークを発展させるために、エキストラそれぞれが所属する軍隊に分かれ練習もした。また20フィート(約6メートル)にも及ぶ、血みどろの死体の山を演じるということもあった。セットに行くと、その死体が作り物なのか、エキストラなのかは、"カット"の声と同時に死体が動き出すまでわからないほどだったという。

また本作には、音楽関係のセレブもエキストラとして登場している。北アイルランド人とスコットランド人で結成されているバンド、スノウ・パトロールのギャリー・ライトボディは、第三章で兵士を演じている。アイスランドのバンド、オブ・モンスターズ・アンド・メンは、第六章でブレーヴォスのバンドとして登場、メタルバンドのマストドンは、第五章第8話「堅牢な家」に。そして、コールドプレイのドラマーであるウィル・チャンピオンは、第三章第9話「キャスタミアの雨」で、本業と同じドラマーを演じている。

ショーランナーのワイスは、「バンドには、特に注意していたんだよ。ものすごくつまらない仕事だよとね。そしたらみんな、"いいんだ、最高だよ"と。そして6時間の撮影予定が、3日間になってしまって、(アイスランドバンドの)シガー・ロスなんて、"もう帰っていいかい?"と聞いてきたんだ。だから"ダメだよ、君らはこのシーンに映っているんだ。ここは、3日がかりのシーンなんだから全部いないとダメだ"と言ったんだ。その瞬間、彼らの中で何かが死んでしまったかのような表情になったよ。まだ2日半もあるのかっていう絶望の顔にね」

セレブにとっても何とも過酷な撮影現場だが、彼らのおかげで作品が成り立っているのかもしれない。そんなエキストラたちも活躍する最終章となる『ゲーム・オブ・スローンズ:第八章』は、今年4月に世界同時放送となり、日本でもスターチャンネルにて放送。『ゲーム・オブ・スローンズ』の見どころや視聴記録は、海外ドラマNAVI作品データベースをチェック!(海外ドラマNAVI)

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『ゲーム・オブ・スローンズ』
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