英国俳優チャーリー・ハナム本日誕生日! 『パピヨン』俳優人生を賭けた壮絶役作り&新場面写真が解禁!

本日4月10日(水)はチャーリー・ハナム39歳の誕生日! 悪名高きバイク・クラブの無法者たちを描いた『サン・オブ・アナーキー』では主演を務め、映画『パシフィック・リム』や『キング・アーサー』で知られるチャーリー。そんな彼が『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックとタッグを組んだ『パピヨン』の新スチールが誕生日を記念して公開! そして、俳優人生を賭けた壮絶役作りが明らかに。

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45年ぶりに映画化される脱獄映画の金字塔『パピヨン』。本作でチャーリーは、実に13年間で9回もの脱獄に挑んだ"パピヨン"こと原作者のアンリ・シャリエールに扮する。パリを根城にする金庫破りのギャング青年が、過酷な流刑地に送られ、不屈の精神を持った男に成長していく様を見事に演じ切る。

そんなチャーリーは伝説の脱獄映画の主人公を演じるにあたり、「スティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマンの『パピヨン』は、僕の青春時代にとって重要な映画だった。何度も観ていたし、少なくとも2度は原作を読んでいる。いろいろな意味で、自分にとってこの映画は非常に危険な領域だ。スティーヴ・マックイーンは素晴らしい仕事をした。彼と競うということは全くないよ。彼はいつだって、最もクールで偉大だ。だから僕たち自身のものを作り、自分たちを解放するために、監督のマイケル・ノアーと僕はオリジナル版など存在しないようなフリをした。撮影が半分以上進むまで、オリジナル版を改めて観ることはしなかったんだ」と語る。

アルマーニのモデルを務めるほど素晴らしい肉体美を誇るチャーリーだが、パピヨンが経験した悲惨な試練を正確に描くために、体を限界まで追い込んだ。「僕は完全に役に没入したんだ」と彼は振り返り、「休憩も取らず、一日約16時間、週に6~7日をこの映画に費やしていた。全面没入すること。それが僕のやり方なんだ。10週間かけて40ポンド(約18キロ)以上体重を落とすと、奇妙なことが起こる。心と体が集中し始めるんだ」と役作りを明かす。

激しい空腹を乗り越えることは困難だが、幸運にも彼にはその苦しみを分かち合うパートナー、ルイ・ドガ役のラミがいた。「ラミは僕と一緒にダイエットに取り組んでくれた。それで一層、絆が深まったんだ。二人とも常に空腹だったけどね」

さらにチャーリーは、パピヨンが独房に監禁されるシーンではリアルさを追及するために、独房のセットに閉じ込められた。彼は許可なく小部屋から出ることが出来ず、5日間連続で飲まず食わずで、誰かと話も許されず、完全な静寂の中で隔離されながら極限の孤独を味わったという。「水が飲めないのは大変だった。5日間で、僕が摂取することを許されたのは小さな水のボトル2本だった。少しおかしくなって、明らかに感情的になった。みんなが仕事を終えて帰ると、一度か二度、気づくと泣いていたこともあったんだ」

チャーリーが役者人生を賭けて、文字通り体当たりで挑んだ映画『パピヨン』。絶望の淵に追いやられても、決して自由と希望を諦めない男たちの姿に胸を熱くする。6月21日(金)TOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

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『パピヨン』
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