『ハンドメイズ・テイル』ジューン夫役、"アベンジャーズ"のブラック・ウィドウ単独映画に出演!

ブラック・ウィドウとしてその名を知られている元KGBスパイのナターシャ・ロマノフが活躍するマーベルの単独映画『ブラック・ウィドウ(原題:Black Widow)』。本作で主演を務めるスカーレット・ヨハンソンの相手役として、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』でジューンの夫ルークを演じているO・T・ファグベンルが出演することが決定した。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

本作の内容は明らかになっていないが、『アイアンマン2』で初登場したブラック・ウィドウが、アベンジャーズの一員、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.のエージェントになるまでが描かれるのではないかと伝えられている。

メガホンを執るのは、『ベルリン・シンドローム』やAmazon Prime Videoの『ロア ~奇妙な伝説~』などで知られるオーストラリア出身のケイト・ショートランド。脚本は、『ラブストーリーズ』シリーズのネッド・ベンソンが、『キャプテン・マーベル』のジャック・シェイファーが最初に執筆した脚本に手を加える。『アベンジャーズ』シリーズをはじめ、マーベル作品を手掛けているケヴィン・ファイギが製作総指揮を務める。

O・Tの役どころは分かっていないが、原作のナターシャには男性陣との恋愛面の物語も多く、ロシアのスパイ、アレクセイ・ショスタコフという男性と結婚していたことも描かれており、ナターシャに関わる誰かを演じる可能性も考えられる。

現時点では、デヴィッド・ハーバー(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)、フローレンス・ピュー(『呪われた死霊館』)らがキャスティングされている。またレイチェル・ワイズ(『女王陛下のお気に入り』)が、交渉中だと伝えられている。

イギリス出身のO・Tは、『インターセプター』『刑事トム・ソーン』『Looking/ルッキング』『ザ・ファイブ-残されたDNA-』など映画界・ドラマ界共に出演。映像業界だけでなくロンドンの舞台でも活躍しており、ローレンス・オリヴィエ賞を受賞したこともある。

キャスティングも続々と決まっていき、その全貌が少しずつ明らかになっていく『Black Widow』は、今年6月撮影開始予定。続報が入り次第お伝えしていきたい。O・Tが出演している『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』は、シーズン3が米国で6月に配信スタート。シーズン1&2は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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映画『アベンジャーズ』より
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