キーラ・ナイトレイ(『パイレーツ・オブ・カリビアン』『はじまりのうた』)主演映画『コレット』が、5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショーとなる。同作に出演するドミニク・ウェスト(『アフェア 情事の行方』『THE WIRE/ザ・ワイヤー』)の初解禁写真と、彼に魅了されたキーラのコメントが届いたのでご紹介しよう。
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フランス文学界が誇る女性作家シドニー=ガブリエル・コレットを主人公とする本作では、片田舎に生まれ育った自由奔放な少女が、いかにしてフランス屈指のベストセラー作家と呼ばれるようになったのか、彼女が本当の自分を見つけるまでの波乱と情熱に満ちた半生を描く。
ドミニクが演じるのは、キーラ扮するコレットの夫ウィリー。ウィリーは作家として名を馳せ革新的な商才を持ちながらも、女癖の悪さでコレットを悩ませる。妻の文才にいち早く気づき、自分のゴーストライターとして書くよう命じるダメ夫をドミニクが痛快に演じている。
英国シェフィールドの出身であるドミニクは、正義感あふれる刑事ジミー・マクノルティを演じた『THE WIRE』のほか、『アフェア』『THE HOUR 裏切りのニュース』といった人気ドラマに出演している。ウィリーを演じるにあたってファットスーツや付けヒゲを着用したものの、モテ男役が多い彼の魅力には変わりなかったと証言するのはキーラ。「彼はとてもチャーミングで不思議な魅力を持ってるから楽しく共演できたわ。素晴らしい俳優でありながらすごく茶目っ気がある人なのよ。それに超イケメン!」と絶賛している。ゴールデン・グローブ賞作品賞を受賞した『アフェア』では妻子がいながら若い女性と恋に落ちてしまうハンサムな作家という役どころだったが、同じく不実な作家を演じる本作でもそのチャームを隠し切れなかったようだ。
共演は、『風の勇士 ポルダーク』のエレノア・トムリンソン、『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』のデニース・ゴフ、『キリング・イヴ/Killing Eve』のフィオナ・ショウなど。監督・脚本は『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド。
フランスの田舎町で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のパリへと移り住む。当時のパリは、"ベル・エポック"真っ只中の活気にあふれていた1890年代。コレットは夫とともに芸術家の集うサロンで享楽の世界に浸っていた。そんな中、彼女の才能にいち早く気がついたウィリーは、自身のゴーストライターとして小説を書かせることに。その後、コレットが執筆した「クロディーヌ」シリーズは社会現象を巻き起こすほどの一大ブームとなる。いつしか世間も羨むようなセレブ夫婦として注目されるコレットとウィリー。しかし、コレットは作者であることを世間に認められない葛藤と夫の度重なる浮気と抑圧に苦しめられることとなる...。
『コレット』(配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES)は、5月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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『コレット』
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