大ヒット映画シリーズ『ハリー・ポッター』のセドリック役や、『トワイライト』シリーズのエドワード役で知られるロバート・パティンソンが新たなバットマンを演じる2021年全米公開予定の映画『The Batman(原題)』。そのキャットウーマン役が決定し、出演決定のニュースを別のDCヒーローが大歓迎している。米Hollywood Reporterが報じた。
今回キャットウーマンという大役を射止めたのは、人気シンガーであるレニー・クラヴィッツの娘で、『ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~』のボニー役や、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のリタ役で知られるゾーイ・クラヴィッツ。ちなみに彼女は、2017年の映画『レゴバットマン ザ・ムービー』でキャットウーマンの声を担当している。今月の初めにキャスティングが絞られてきていた実写版キャットウーマン役で、ゾーイのほかには、『ブレードランナー 2049』のアナ・デ・アルマス、『チャーリーズ・エンジェル』のリブート版で3人のヒロインの一人を演じるエラ・バリンスカ、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のエイザ・ゴンザレスという注目株たちも候補だった。
そんな激戦を制したゾーイの出演に歓喜しているのが、DCヒーロー映画『アクアマン』でタイトルロールを演じたほか、『ゲーム・オブ・スローンズ』のカール・ドロゴ役でも知られるジェイソン・モモア。ゾーイの母親である女優のリサ・ボネ(『ハイ・フィデリティ』)と2005年から交際し、2017年に正式に結婚したジェイソンは、ゾーイとは10歳しか離れていないものの義理の父親であり、以前から仲睦まじい様子を見せている。
ジェイソンはInstagramに、ゾーイとのツーショット画像とともに彼女へのメッセージを投稿。「君のことがとても誇らしいよ、クマのゾーイちゃん。これでカメラの外だけでなくカメラの前でも家族(オハナ)になったね。DCファミリーのキャットウーマン役だなんて、本当に素晴らしいよ。すごく楽しい体験ができるはずさ」
この新作映画は、マット・リーヴス監督(リブート版『猿の惑星』)がメガホンを取り、ジェフリー・ライト(『ウエストワールド』『ハンガー・ゲーム』)がジム・ゴードン役、ポール・ダノ(『リトル・ミス・サンシャイン』)がリドラー役で出演することが決まっている。
ゾーイが演じるキャットウーマンことセリーナ・カイルは、鞭が武器の強盗で、バットマンの古くからの敵の一人であると同時に、彼がずっと想い続けている相手でもある。1960年代のTVドラマ『バットマン』ではジュリー・ニューマーとアーサ・キットが同役を演じていた。1992年の映画『バットマン リターンズ』でミシェル・ファイファーの演じたキャットウーマンが有名になり、2004年の単独主演映画『キャットウーマン』ではオスカー女優のハル・ベリーが、2012年の『ダークナイト ライジング』ではアン・ハサウェイが同役に扮している。
精力的に女優業に勤しむゾーイは現在、映画『ハイ・フィデリティ』の主人公を男性から女性に変更してドラマ化した米Huluの新作コメディ『High Fidelity(原題)』に主演している。彼女をはじめフレッシュなキャストが勢ぞろいしそうな映画『The Batman(原題)』は、2021年6月25日に全米公開予定。(海外ドラマNAVI)
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一緒にいると笑いが止まらない!?ゾーイ・クラヴィッツとジェイソン・モモア
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