モデルはマリリン・モンロー!? アン・ハサウェイの美しい魔女姿に注目の『魔女がいっぱい』

ファンタジックな世界観で今も愛される大ヒット映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのもう一つのベストセラーを映画化した『魔女がいっぱい』が12月4日(金)より公開となる。主演のアン・ハサウェイ(『プラダを着た悪魔』)が披露しているキュートなファッションについてご紹介しよう。

本作のメガホンを取ったのは、アカデミー賞監督ロバート・ゼメキス(『フォレスト・ガンプ/一期一会』)。そして、同じくアカデミー賞監督賞に輝くギレルモ・デル・トロ(『シェイプ・オブ・ウォーター』)やアルフォンソ・キュアロン(『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』)が製作に名を連ねる。

『プラダを着た悪魔』でシャネル、アルマーニといった高級ブランドを着こなし、『オーシャンズ8』で豪華なドレスに身を包んでいたアンは、本作でシックな1960年代ファッションに身を包み、金髪で赤リップというスタイルの美しい魔女を好演している。

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アンが披露する1960年代ファッションの一つは、ホワイトとブラックの千鳥格子柄のセットアップ。シックな色合いで統一されており、ブラックのロング手袋も当時の流行を取り入れたものだ。二つ目は、首元に大きなリボンが飾られたピンクのコート。ビビッドなカラーが流行っていた1960年代の流行に沿ったポップでキュートなコートで、合わせた手袋のダークな色合いと好対照となり、着る者を引き立てる。

衣装を担当したのは、スティーブン・スピルバーグ監督作『リンカーン』とゼメキス監督作『マリアンヌ』で2度アカデミー賞衣装賞にノミネートされ、ゼメキスとは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ時代から組んできたジョアンナ・ションストン。マリリン・モンローをはじめとする歴代の美女たちを参考にしたヘアメイクと、魔女の必需品である帽子を1960年代テイストでスタイリングしたキュートなファッションに魅了されること間違いなし! アン本人も、「私が演じる<グランド・ウィッチ>の姿は、衣装やヘアメイクと私自身が完全にコラボレーションした"作品"だと思うの」と、ファッションやメイクの出来栄えに満足しているようだ。

共演者として、『プラダを着た悪魔』でアン演じる主人公アンドレアを助けてくれたナイジェル役のスタンリー・トゥッチが彼女と再会しているのも見逃せない。その他の出演者は、『シェイプ・オブ・ウォーター』のオクタヴィア・スペンサー、『コナン・ドイルの事件簿』のチャールズ・エドワーズなど。

1960年代、とある豪華ホテルに現れたおしゃれな美女の集団。その正体は、世界中から集まってきた"恐ろしい魔女"たち。彼女たちのの中心にいる、最も美しく世界一恐ろしい大魔女<グランド・ウィッチ>は、仲間たちにとてつもない秘密の計画があることを明かすが、偶然この魔女集会に紛れ込んだ一人の少年が企みを知ってしまう。大魔女が少年をネズミに変えたことで、物語は世界中の魔女を巻き込んで思いもよらぬ方向へ――。

ちょっと驚きのラストが"大切なもの"に気づかせてくれるファンタジー大作『魔女がいっぱい』(配給表記:ワーナー・ブラザース映画)は、12月4日(金)より全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『魔女がいっぱい』
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