『ワンダーウーマン 1984』アクション撮影秘話!"シルク・ドゥ・ソレイユ"がカギだった

スピード、パワー、戦術において最強と謳われるヒーローのド迫力のアクションで世界中から注目を集めた『ワンダーウーマン』(2017年)。12月18日(金)より待望の続編『ワンダーウーマン 1984』が劇場公開されるが、主演のガル・ガドットが本作のアクションの撮影秘話を明らかにした。

ヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを持つ戦士ワンダーウーマンを演じるガルは、本作の進化したアクションの裏側について「パティ(・ジェンキンス監督)と一緒に子どもたちとシルク・ドゥ・ソレイユを観に行って"これはパーフェクトだ!"となったの。多くのスーパーヒーロー映画で披露される決まった戦い方のスタイルしか知らなかったから、私たちのスタントの振り付けにシルク・ドゥ・ソレイユのスタイルを取り入れた結果、これまでにない素晴らしいアクションとなったのよ」と語り、世界に名を知らしめるエンターテインメント集団の存在があったことを明かす。

シルク・ドゥ・ソレイユは、人間の持てる能力の限界まで追求したパフォーマンスと、華やかな演出を融合させた芸術性の高さで人々を魅了してきた存在。そんな彼らとのコラボレ
―ションは容易い道ではなかったようで、ガルは「私たちは準備に何カ月ものクレイジーな時間を費やしたの。すべてのワイヤーワークをこなしたんだから。アクションを現場で実際にやる時には、自分たちが曲芸師になった感じがしたわ(笑)」と語り、映画を完成させるために並大抵ではない苦労があったことを明かす。

一方、ジェンキンス監督は「私はこの映画を80年代に作られたようなリアルな映画にしたかったんです。今まで成されていないことに挑もうとしました。私たちにはシルク・ドウ・ソレイユのパフォーマーたちが味方にいてくれました。劇中のショッピングモールでは、1本のワイヤーを動かすことでワンダーウーマンが飛び回っています。本当にやっているから、とてもエキサイティングなんです。トラックが空中で回転するのも全て本物なんですよ」と語り、観客が没入できるリアルな描写に強いこだわりがあったことを明かした。

強力な名パフォーマーたちのサポートによって完成された本作のアクションシーン。これまでに見たことのないワンダーウーマンのド迫力のアクションと体感型バトルに注目だ。

『ワンダーウーマン 1984』は、12月18日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

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『ワンダーウーマン 1984』
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