大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』と、20世紀初頭に生きるイギリスのギャングを描く『ピーキー・ブラインダーズ』。両シリーズのキャストが、Netflixの新作冒険映画『Against The Ice(原題)』で共演することが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。
『Against The Ice』は、デンマークの北極探検家であり作家のアイナー・ミケルセンによる小説「Two Against The Ice」の映画化。物語の舞台は1909年、グリーンランドを北と南の2つの行政区画に分割し、北側をアメリカが植民地化するとの主張に反証する任務を負ったミケルセンの遠征が描かれる。
『ゲーム・オブ・スローンズ』でジェイミー・ラニスターを演じ、デンマーク出身の二コライ・コスター=ワルドーがミケルセン役で主演し、ジョー・デリックと共同で脚本を手掛ける。
そして、ミケルセンの遠征に同伴する経験が浅いメンバー、イヴェール・イヴェルセン役にキャスティングされているのが、『ピーキー・ブラインダーズ』でジョン・シェルビーに扮したジョー・コール。本作にはその他、『ゲーム・オブ・スローンズ』でニコライ演じるジェイミーの父親タイウィン・ラニスターを演じたチャールズ・ダンスと、『風の勇士 ポルダーク』のハイダ・リードの出演が決定している。
映画『イエスタデイ』のペーテル・フリントがメガホンを取り、実際に起きた山岳遭難事故を描く『エベレスト』で監督を務めたバルタザール・コルマウクルがプロデュースする。
主演・脚本を兼ねるニコライは、「『Against The Ice』は、最初から私にとって情熱的なプロジェクトでした。この作品には冒険やグリーンランド、仲間意識、忠誠心、愛など心躍る数多くのテーマが組み合わされています。それは、危険で壮大な状況に閉じ込められた、まったく異なるタイプの男二人が経験する厳しい冒険なのです」と語った。
Adventure, companionship, loyalty and love. What more does a great film really need? Our new feature film, Against The Ice, is on its way to Netflix. pic.twitter.com/LDHdcfLM2Z
— Netflix Nordic (@NetflixNordic) January 19, 2021
『Against The Ice』の撮影はすでに終了しており、Netflixにて今年配信予定。(海外ドラマNAVI)
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Netflix公式Twitterより