スポーツの祭典"ゲイゲームズ"出場を目指す! 『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が7月に公開!

実在するゲイの⽔球チームがモデルの映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が7月から全国で公開される。本国フランスで公開された際、初週動員数ナンバーワンを記録した話題作だ。

『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』は、ゲイの水球チームと同性愛に差別的なコーチが性的少数者(LGBTQ+)による世界的なスポーツの祭典"ゲイゲームズ"の出場を目指すドタバタコメディ。

劇中でチームが目指す"ゲイゲームズ"とは、同性愛者等を対象にした世界最大規模の総合競技大会のこと。1982 年にアメリカで初開催されたのを⽪切りに、以降は 4 年に 1 度のタイミングで世界各地で開催されている。性別や性的指向、性自認にかかわらず参加が可能だ。2018年のパリ大会では、1万観客動員数30万人超を記録するなど、年々盛り上がりは増しており、2022年には、香港でのアジア初の開催が決定している。劇中でも、ゲイゲームズについて「オリンピックの⾊男版」とその華やかさを表現すると同時に、チーム最年⻑で 50 年間ゲイとして闘ってきたジョエルが「ゲイゲームズはただの祭典じゃない。ゲイの存在と団結を世界に⽰す場よ」とメンバーに語るシーンがあり、世界中のセクシャルマイノリティーの人々にとっていかに大切なイベントなのかが語られている。

⽔上のドラァグショーともいわれる「ピンクフラミンゴ」など独⾃の種⽬のほか、テニスや競泳、陸上、⾃転⾞、フィギュアスケートなど個⼈&ペア競技から、⽔球、バスケ、バレー、チアリーディングなど団体競技は男⼥混合で⾏われているのも⼤きな特徴で、劇中でもシャイニー・シュリンプスが、地元のレズビアンの強豪チーム"ガチムチガールズ"との対戦をしているシーンがある。


<あらすじ>
50メートル自由形の銀メダリスト・マチアスは、同性愛差別発言によって世界水泳大会への出場資格を失ってしまう。再び資格を得るために課された条件は、3カ月後に開催される"ゲイゲームズ"出場を目指す水球チーム"シャイニー・シュリンプス"のコーチになること。はじめは適当にやりすごそうと考えていたマチアスだったが、悩みを抱えながらも自分らしさを表現しようとするメンバーたちに、少しずつ心を開いていく――。

監督・脚本を務めるセドリック・ル・ギャロは、実際に"シャイニー・シュリンプス"に所属し、7年間世界各地で⾏われる試合に出場してきた経歴を持つ。コーチのマチアスを演じるのは『アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班』で主演を務めるニコラ・ゴブ。ほか、アルバン・ルノワール(『マリアンヌ -呪われた物語-』)、ミカエル・アビブル(『王立警察 ニコラ・ル・フロック』)らが出演する。

『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』は、7月9日(金)より全国順次公開。(海外ドラマNAVI)

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『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』© LES IMPRODUCTIBLES, KALY PRODUCTIONS et CHARADES PRODUCTIONS