『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』ジェームズ・ガン監督お気に入りキャラ、平和主義の悪党ピースメイカーとは?

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどで知られるジェームズ・ガン監督の新作映画『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』。マーゴット・ロビー演じるクレイジーな悪カワ、ハーレイ・クインが大人気だが、その他のキャラクターの魅力について、製作陣が語っている。

本作は、減刑と引き換えに成功率0パーセントのデス・ミッションに挑む、全員終身刑の14人の悪党たちの姿を描いたサバイバル・アクション。

その悪党の一人、"便器頭"と揶揄される風変わりなヘルメットを被ったピースメイカー。"ピースメイカー"の名前にそぐわず、戦車すら一発で仕留められそうな大型の拳銃を片手でぶん回す彼は、平和の為なら暴力も厭わないという超矛盾キャラ。

このキャラクターについて、ガン監督は「ピースメイカーは、かなり嫌な奴。1970年代のキャラクターに見えるけど、可笑しい一面と暗くて短気な一面もあるよね。このキャラクターをもう少しドラマチックに仕上げたんだ」と語っている。

また、本作のプロデューサーであるピーター・サフラン(『アクアマン』、『シャザム!』)は、 「ジェームズ(・ガン監督)はマイナーなキャラクターに新しい性格と面白い物語を与えてくれる。ピースメイカーは "世界平和のためなら、殺しも厭わない"というほどの極端な平和主義者だけど、非常に良いキャラクターになっていると思うよ」と話し、ピースメイカーが監督の手によって魅力的なキャラクターに仕立てられていることを認めた。

登場する悪党たちは全て監督自身が選んでいるというが、よほどピースメイカーがお気に入りなのか、米HBO Maxのスピンオフドラマ『Peacemaker(原題)』 でも脚本と複数話を監督する予定。監督激押しのピースメイカーにはこれからも要注目だが、まずは彼の活躍を『ザ・スーサイド・スクワッド』で堪能してほしい。

ピースメイカーやハーレイ・クインの他にも個性的なキャラクターが登場し、放送禁止用語もお構いなしのクレイジーさとノリ、そしてジョークとド派手なアクションを繰り広げる 『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』は8月13日(金) 全国公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』(C) 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics