『ブライズ・スピリット』夫にしか見えない"幽霊妻"...奇妙な三角関係を捉えた本編映像解禁

『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが主演を務める英国発のラブシックストーリー『ブライズ・スピリット~夫をシェアしたくはありません!』。9月10日(金)より公開される本作より奇妙な三角関係をコミカルに捉えた本編映像を独占公開。

映画『ブライズ・スピリット』は、ノエル・カワードによる1941年初演の戯曲「陽気な幽霊」が原案。1945年にデビッド・リーン監督により映画化もされた名作を現代にフィットする物語として蘇らせたのは大ヒットシリーズ『ダウントン・アビー』でエピソード監督を務めたエドワード・ホール。

ベストセラー小説家であるチャールズ(ダン・スティーヴンス)は、初めての映画脚本執筆を前にスランプに陥っていた。そこで、高名な霊媒師マダム・アルカティ(ジュディ・デンチ)に依頼し、自宅で降霊の儀式をしてもらった結果、彼の亡くなったかつての妻エルヴィラ(レスリー・マン)が幽霊として蘇ってしまう。しかし、その姿はチャールズにしか見ることができなかった。

今回公開された本編映像は、誰にも見えないエルヴィラとやりとりをするチャールズのおかしな言動を不審に思い、医者に診てもらうことを勧める彼の現在の妻ルース(アイラ・フィッシャー)に対して、チャールズがエルヴィラに頼んで"身の潔白"を証明しようとする場面だ。

ルースは言葉とは裏腹に夫の弁明に哀れみの目さえ向け、チャールズはルースにエルヴィラがいることを分かってもらおうと必死だ。自分が今でもチャールズの妻であると思っているエルヴィラは、ルースの写真に口紅で落書きをして彼女を混乱に陥らせ、部屋から追い出してしまう。

ちなみに、エルヴィラの姿はスクリーンに映しだされ観客にはっきりと見えるのだが、このシーンではエルヴィラの姿が見えないルースの視点も交えて描かれており、彼女が感じている混乱を観る者も体感できるユニークな演出になっている。

自由奔放なエルヴィラ、常識人であるルースという対照的なキャラクターの間で翻弄され慌てふためくダンのコミカルでチャーミングな演技にも注目したい本作。ホール監督は2006年に、俳優として駆け出しだったダンと、ジュディ・デンチが出演していたノエル・カワード脚本の舞台「花粉熱」を鑑賞しており、当時強く印象に残ったその抜群のコメディセンスを買ってダンをチャールズ役に起用したという。ダンは本作を「正気じゃない、スーパーナチュラルな三角関係」と評し、「登場人物たちは皆かなり自己陶酔的で、演じるのが楽しかった」と述べている。

映画『ブライズ・スピリット』は、9月10日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

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『ブライズ・スピリット』© BLITHE SPIRIT PRODUCTIONS LTD 2020